2022/09/25(日)04:26
オーストリアのHoher Ifen頂上経由のぐるっとトレラン試みるも途中で断念して引き返す
せっかく山が多い地方に来てるので、駐在の同僚にトレイルチャレンジをリクエスト。
そしたら3人で連れて行ってくれましたが皆さんハイキングで私だけ走る人。そして寒いのに装備が軽すぎました。
到着したのはオーストリアのAuenhuetteの下の駐車場。スキー場の小屋ですね。
右上に見えるテーブル状の岩山のHoher Ifen
目指します。雪があるのが気になります。
私はこの辺りの誰かが作ってくれたWalser Ultra Trail Ausschnitt + Hoher Ifenというおそらくトレイルレースのコースに頂上を加えたコース20キロちょいを行くことにしましたが、私以外の3人はオーソドックスなコースで下図のSのところからスキー場のゴンドラの下を通って左上の頂上を目指すことに。
なのでスタートから別方向。私の方が先に戻れそうだから車の鍵預かるとか言って借りてスタートしました。
最初の方はまさに牧歌的なヨーロッパのいい景色。
そしてトレイルに入るとやや岩がちで走りにくいものの厚くないのでまあよし。
大回りは北側から回り込む感じだからか雪が残ってるとこがあります。
このあたりまでは楽しかったんですよ。周りに誰もいませんでしたが。
そして進んでいくとだんだん雪が増えてきた。
北側の斜面の谷間を通るルートなのでかなり雪が増えてしまい、進むのが少し大変。そして少し心配になる。
雪が結構ありましたが、頂上の方は道南側だしそのうち減ってくるだろうと思ったら大間違い。
少し開けたところから先は雪だらけ。
しかも、岩が鬼の洗濯岩のような感じで縦に走っているところが多く、ところどころ深い穴があるのが見えました。
先行者の足跡と黄色のコース標識を頼りに進んでいきましたが、だんだん足がズボッとハマったり、滑ったり、コースが分からなくなっなりと、とてもヤバい感じ。身の危険を感じるほどのピンチ。
ギリ判別できるコースのすぐ脇にそこが見えない大きな穴とかあってもう怖くてたまりませんでした。
たまに出てくるこういったところは比較的安心でしたが、進めば進むほどに遭難か滑落の不安が高まってきました。
でももう少しで頂上の方に出ると思っていたら同僚から連絡あり。頂上行きのコースが雪で見えないから迂回して引き返すと。
ということは、私もこのまま頑張って進んでも頂上に行く道しかないため、その後もヤバいのが続きそう。では戻るのも怖いけど私も引き返すことにしました。
やはり縦の岩のところは下で滑るのもあってかなり怖かったですが、お尻をついたりして慎重にゆっくり降り、そういう不安がないところからは雪があっても少しずつ走ってなんとか駐車場まで戻ることができました。
今回のコースはこんな感じです。真ん中よりやや上にある白い線はドイツとオーストリアの国境ですね。上がドイツ。
ペース遅いとこが青なので、ドイツに入ってからピンチになったのだということがわかります。
同じところを往復したので帰りが少しぎゅっとなってますね。
やはり雪山は無理して進まない方がいい、ヤバいと思うよりもヤバそうと思った時点で勇気を出して引き返す、というのが本当に大事だと思いました。みなさんもご注意くださいね。
もしまた夏にここに来る機会があればあの怖かったとこ見てみたいです。雪無くなったらすごくしっかりした歩きやすい足元だったりして。
ちなみに今回の旅でこんなものを使って重宝しています。
簡易洗濯槽とでもいえば良いでしょうか。
水泳等でよく使うドライバッグにエア抜きとデコボコの硬めのラバーが取り付けてあります。
洗濯物と水又はお湯と洗剤を入れて、デコボコで擦るように降ったり揺らしたり押したりして洗い、そのあとすすぐという方法で用います。
これまで流しでフリーで洗ってましたが、これ使うとまとめてしっかり洗えるのでかなりいいです。あとは効率よく乾かす方法さえあれば完璧です。
汗かきまくって臭くなったランニンググッズも一気に洗えて良いです。
旅行の時の服も減らせて良いですよ。
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