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カテゴリ:SANAMI
昨日は更新してなくてすみませんm(_ _)m
SANAMI 第2章 悪魔男(10) このひっそりした場所にもう用はないので、さっさと出ることにした。 その時だ。体が凍りついたような感じがした。 警察に捕まったはずのあの男が立っていたのだ。 「フーフー・・・」 「コ、コウジ・・・」 佐奈美はガチガチに震えつつ言った。 「おいお前・・・なぜ俺たちばかり狙う?」 と俺は聞く。 「貴様らを悪魔にするためさ・・・」 悪魔にする?警部もそんな感じのことを・・・。 「待て、悪魔っていったいなんなんだ?」 「・・・ごちゃごちゃ話している暇はねえんだ、殺す・・・」 俺は咄嗟にスタンガンをつかむ、その時。 奴が包丁で俺の手を狙ってきた。なんとかかわすがかすり傷ができてしまった。 スタンガンはその時に落ちてしまった。 「っ・・・」 「その手はもう使わせねえぜ・・・」 「そこまでだ!!」 聞いたことのない声が工場に響いた。 「・・・誰だ・・・」 奴が振り向くとそこには1人の男がいた。 「答えろ。お前は悪魔だな?」 「その嫌な気配・・・貴様は天使か?」 「気配で俺が天使だとわかるとはね・・・悪魔じゃないとできない芸当だよ」 俺はまったく話がつかめず、ただボーっとした感じで立っていた。 天使を名乗る男が歩いた時、奴は佐奈美をつかんだ。 「しまった・・・佐奈美!!」 「俺を裁こうものなら、こいつの命はないぜぇ・・・」 「な!?」 やばい状況になってきた。そしてあの男、何者なんだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月04日 21時28分47秒
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