カテゴリ:ミュージカル
今年で日本版「レ・ミゼラブル」は20周年を迎えたそうです。
と、いうことは・・・・・ 私がミュージカルと出会って20年になるということです。 この「レ・ミゼラブル」に出会ったことによって、ミュージカルの虜になり、一緒に観に行った友人をもミュージカルの虜にしたのです。 20周年とあって、スペシャルキャストとして、初演のプリシバルが舞台に立つのも楽しみなのですが、私はこの作品から新たに違う役へとキャスティングされた俳優達を楽しみに・・・と観に行ってきました。 6月12日(火)18:15開演 ジャンバルジャン:別所哲也 ジャベール:石川禅 エポニーヌ:知念里奈 ファンティーヌ:山崎直子 コゼット:菊池美香 マリウス:小西遼生 テナルディエ:安崎求 マダムテナルシエ:田中利花 アンジョルラス:原田優一 「レ・ミゼラブル」は何十回と観ている作品なので、私の頭の中、身体に染み付いたものは消えることがないので、自分のなかでの一番の思い出とついつい比べてしまうのですが、今回も収穫がありました。 ジャベールの石川さん、「レ・ミゼラブル」94年のフィィ役、プルベール役 97年~99年のマリウス役 そして今年07年ジャベール役へと・・・・・ とにかく、スターズを歌った時は鳥肌が立ちました。 ジャベールがバルジャンを逃がしながらも必ず捕まえると誓う歌なのですが、ずっしりと重みがある声です。 そして、なによりも驚いたのは、アンジョルラスの原田君。 久々にアンジョルラスらしいアンジョルラスを観ました!! 堂々としていて、学生のリーダらしく、94年のレ・ミゼラブルではガブローシュ役で小学生だった原田君が今やアンジョルラスを演じているのだから・・・・ 演出がやはり少し変更になっているのでしょうか、モンパルナスが見張りに着いて建物の一番上に立つのですが、バルジャンとコゼットがジャベールから逃げる時、以前は、見張りに着いていたモンパルナスが建物から降りて追いかけるのですが、何故か今回は建物の上にずーーーっと居るのですよ。 ここで、私は「誰が、バルジャンの家を突き止めるの!!」って場面が繋がらないじゃない~~~と驚きながら怒ってしまいました。 かなり突っ込みどころ満載でしたよ。 それと、まだ初日が開けて時間が経っていないためなのか、まだまだ愛が感じられない俳優さんがいて、各々のアリアを歌いきっても拍手をしたいとお思わないのです。 カーテンコールの時に、客席はとっても正直だなぁ~~~と感じたのは、私も良い!!と思った俳優さんには、かなり大きな拍手がおこりました。 カーテンコールの時に、テナルディエの安崎さん、ジャベールの石川さん、マリウスの小西さんが肩を組んで並んだ時、私と友人の反応は「歴代のマリウスが並んでるぅ~~~~」でした。 20年前のマリウスが安崎さん、10年前のマリウスが石川さん、現在のマリウスが小西さん。 役が変わっても、この作品が好きなんだろうな・・・・・と勝手に解釈してます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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