カテゴリ:マンガでお勉強!!!
以前から日本の歴史、世界の歴史を学びなおしたいと思い、去年末から今年初めにかけて、漫画の日本の歴史シリーズを収集してきたセラフィームであります。
正確に触れますと、学研の世界の歴史も購入したのですが、今回は日本史対決ということで。。。 まず、どちらも共通しての見どころは、カバーデザインを手掛けている漫画家さんが、とんでもなく豪華になっていること。 これは古い世代の方からすれば、信じられないことですが、集英社版では「NARUTO」の岸本斉史先生、「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦先生、「君に届け」の椎名軽穂先生が手掛けてます。 一方、角川版では「ケロロ軍曹」でおなじみの吉崎観音先生、「デスノート」の小畑健先生、そして、スタジオジブリ絡みのものまでとんでもなく豪華!!! (無論の事なのですが、中身までは書かれておられませんwww 過去のもので、石ノ森章太郎氏の「日本の歴史 全55巻」と水木しげる氏の「昭和史 全7巻」はご本人が書いておられますが。) で、セールスポイントの相違はというと。。。 集英社版:近現代史に割かれているページ数が多い。 従来からある大判なので絵に迫力がある、活字が読みやすい。(昔ながらの学研の日本の歴史や学習物の大百科みたいな大きさです。) 紙面が大きいので、建築物や国宝、美術品などが特に見やすい。 といった感じ。 集英社版は別冊がなく、どの年度の版も安定しているのが特徴ですが、2018年度のものは江戸城のノベルティーが付きだしました。 価格の変化はないので、これは2018年度版のほうがお得!!! 角川版:かなり思い切ってコンパクトな仕様になった。(一般的によくあるヤンジャン・ヤンマガなどの青年誌より一寸大きいくらいで、ビジネス書とかに多いソフトカバー物と同じ大きさ。) よって軽い。 コスパに優れているといった印象でしょうか??? 小型化の試みは大人向けを含めたもの以外ではかなり思い切った試みで、この辺りは角川さんを手放しで称賛したいです。 ただ、幾分か反則的な部分もあり、角川さんのものは小出しネタが多いのですよね。。。 BOXにこだわらない方は良いかもしれませんが、集英社のものと相違して、オリジナル、全15巻とは別に別冊が収納できるバージョンが2種類もあり、2018年2月下旬頃に出た全巻セットは別冊が実に4冊もあるので、このバージョンだとコスパの面から鑑みれば、集英社とのバージョンとの大きな違いはなくなってしまう感じになっちゃいます。 (集英社版は全20巻で19000円台、角川版は15巻+別冊4巻版だと17000円近くになりますので。。。 但し、別冊はバラでの購入もできますからそのあたりはご安心を!!!) セラフィームの画像のものは2018年別冊1冊セットですが、購入してからすぐ以下の最新バージョンがリリースされました↓ さて、結論ですが、これはもうお子様にプレゼントするのであれば、好み次第で、実際書店などに赴いてご本人に選んでもらうのがベストかもしれません。 無論、細かな歴史的解釈までどのように描写されているかまで問われますと、違いは散見されると思いますが、「ビリギャル」の勉強法よろしく、兎に角早めにお子さんに歴史に興味を持ってもらいたい、歴史に苦手意識をなくしてもらいたい、大局観的に歴史の流れをつかみさせたい、中学受験で歴史は必須、テストの点を上げたいといった目的の仕様であれば、あとは読み手の好み次第という感じがします。 最後月並みな感想になってしまいましたが、入学ないしは新学年になるシーズンですので、少しでもご参考にしていただけましたらこの上ない喜びであります。 一見すれば、これで学習できるのかという疑問符が付きますが、中身はなかなか本格的な内容で、どちらの出版社も中学受験レベルから高校受験レベルまでは問題なく使用可能だと思います。 流石に大学受験レベルにまでなると無理があると思いますがwww お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.03.02 04:25:10
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