恋と友情

恋と友情、どっちをとるか？ って、聞いてみると、 「そりゃ、友情でしょ？一生もんだから」 「恋だよ、その瞬間しか味わえないものだから、大切にしないと」 「くらべられるもんじゃないよ、どっちも大事だし」 など、色トレドレな答えが返ってきておもろい。 悩みはじめて、それから1時間黙ったままのやつもいる。 で、俺は？？？ 俺はー 昔、男のダチに 「なー、もし、お前と、俺の女、２人が底なし沼に沈み始めて、どっちか一人しか助けられないとしたら、俺、迷わず女助けるで。 悪いけど、死んでもらえる？」 って言った。 すると、すぐさまダチは、 「当然さやー。 お前がそういう男じゃなかったら、とっくに友達やめてるし。 ずら? それをいちいち、何、了解とってるだ？」 俺の友達はみんな、お互いに何を大切にしてるかわかりあえてる気がする。 怖えくらい。 だから、ダチの大切なものは、自分にとっても大切なものとして考えられるし、男友達ならなおさら、女を守ってナンボみたいなプライドも共有しているし。 だから、ラブソングを歌うのも、友情の形。 みんな、俺の歌好いてくれてる。 さて問題です。 結局、俺は恋と友情、どっちをとるんでしょうか？ 想像にまかせます。