ワインの細道

2007/05/27(日)11:45

奇跡のマリアージュ?

ボルドー(85)

イワシとワインで思い出したお話をひとつ。我が家の近くに、どこにでもある酒屋のチェーン店があります。例えば、元の値段は分からないけれど、1998年のマール・ド・フランシュ・コンテを680円ってびっくりな価格でセールしたり、たまにお酒をとっても安く売るときがあって、そんなときだけ利用しています。ある日、定価2000円以上するらしいシャブリが980円で売り出されていて、何の疑問も持たずに大喜びで買って帰ったんです。(*^▽^*)♪そして、しばらくしてから、飲んでみようと開けてびっくり!ノ( ̄0 ̄;)\ヒィィまるで10年20年経ったようにすっかり茶色で、シェリーのようなひねた香り全開、シャブリの名残なんかどこにもないってくらい痛んでいたんです。(T-T)まあ、普通ならそこで飲むのを諦めるのでしょうが、一応、楽しみにしていたワインだから、しばらく飲んでみて、どうしてもダメなら諦めようということで、とりあえずご飯を食べ始めました。その日の晩御飯には、イワシを丸ごとフードプロセッサーですり身にして、しょうがたっぷり入れて作ったイワシ団子のつみれ汁が作ってありました。そうそう、イワシ団子を汁に入れて火を通すとき、ぐつぐつ煮立てて煮過ぎたら余計生臭みが出ちゃうそうですね。当時、そんなことは知らなかったので、生姜をたっぷり入れてあったのにちょっと生臭いイワシ団子になっちゃったのに、ワインを何気に合わせてみたんです。そしたら、なんとワインとイワシ団子がお互いの悪いところをきれいに消してくれて、イワシ団子もワインもとっても美味な味わいに変化したんですよ~!Σ('◇'*)単独じゃ絶対余ったはずなのに、イワシ団子とならいくらでもすすみ、結局、全部飲み干しちゃいました。(⌒∇⌒)こんな不思議な合い方もあるんですね。o(@.@)oでも、悪くなったワインとのマリアージュなんて、もう2度と経験したくないですね。(^_^;さて、昨日のジョスメイヤーは、麻婆豆腐と一番よく合っていました。昨日の美味しくなかったブルゴーニュのピノは、フォンティーナというイタリアのチーズと合わせると、チーズがワインに足りなかった旨味を補ってくれる感じになって、ようやく普通に飲めることが出来ました。今日の晩御飯は、アルザスの残りに合わせようと、半額で買った刺身とお寿司盛り合わせ、それと麻婆茄子です。ワインは新たに、中華にはロゼ、とよく聞くので、当たって砕けることが多いロゼを飲んでみることにしました。MARQUIS DE GÉNISSAC 2001 マルキ ド ジェニサックメーカー:LES VIGNERONS DE GÉNISSAC       レ ヴィニェロン ド ジェネサック葡萄品種:不明 格付け:BORDEAUX CLAIRET AC タイプ:中辛口輸入者:ベルーナ 購入価格:430円 購入店:My Wine Clubアウトレットセットに入っていたワインです。 ラベルを見ると、アキテーヌ・コンクールで金賞をもらったようです。説明によると、ロゼの旨さをあらためて感じさせてくれるワインだそうですが、本当でしょうか?全体にオレンジ色がかった、明るく澄んだガーネット色。ちょっと濃い目のロゼです。野苺、グレープフルーツ、オレンジピールといった甘酸っぱい香りに、オレガノの香りがほんのりとします。柑橘系の果物のようなフレッシュな酸味に程よい甘味が溶け込み、爽やかな印象を作っています。 あんまりコクはないけれど、口当たり爽やかで飲みやすい、気軽にどうぞ、なんて感じのロゼです。よくロゼに感じる嫌な香りや味わいはないので、ぎりぎり合格ってところでしょうか。それと、ラベルのインパクトある文字につられて買った日本酒もちょっと開けてみようかな、と思案中。恵那山 超辛旨口メーカー:はざま酒造所在地:岐阜県中津川市本町4-1-51造り:吟醸 原料米:五百万石 精米歩合:55%日本酒度:+13.0 酸度:1.2 購入価格:905円早々に、週末の宴会モードに突入ですね♪(* ̄ー ̄)v ↑blogランキング、よろしくお願いしま~す。(^-^)/

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