ワインの細道

2008/06/05(木)18:46

ジャンクな琢磨君

オーストラリア(21)

2000円均一のジャンクコーナーで拾ったAuto-Takumar 55mm F1.8(M42)です。レンズ構成は5群6枚、最短撮影距離45cm、絞り羽根枚数6枚、レンズ重量215g、最小絞りF16、フィルタ径φ49mmで、後期型のものです。オート・タクマーの初期型はフィルタ径が46mmで、銅鏡は銀色のゼブラ模様をしていて、1958年に発売されたアサヒペンタックスKに対応するレンズ群として登場した半自動絞りのレンズだそうです。半自動絞りとは、シャッターレリーズに連動してレンズの絞りが絞り込まれるが、そこから開放への復帰はレンズ側のレバーによって手動で行うものだそうです。後期型は1961年に発売されたKの後継機と言うべきS3に対応するレンズで、半自動絞りから完全自動絞りへと改良されたものだそうで、オート・タクマーのうち完全自動絞り機構のついたレンズは1962年から「スーパー・タクマー」と改称されたんだそうです。このレンズはオート・タクマーからスーパー・タクマーへの過渡期のレンズなので、名前はオート・タクマーでも姿はスーパー・タクマーにそっくりなんですね。(^-^*)姿はそっくりでもM⇔A絞り切り替えスイッチと絞り値の表示が逆なんだそうで、確かにそうなっています。ところで、このオート琢磨君は、絞り開放のときに絞り連動ピンが動かなくなってしまうんです。最初はやっぱり壊れているのかな~、と思ったんですが、どうやらそういう仕組みのようですね。絞り連動ピンの押し込む量に比例して絞り羽根が絞られるようになっていて、絞りを開けるごとに絞り連動ピンが押し込められなくなって行き、開放では絞り連動ピンで絞り羽根が絞られてしまわないように固定されるようになっているようです。スーパー琢磨君とかの完全自動絞りのレンズは絞り開放でピンを押しても絞られないようになっているけれど、この頃はまだまだ改良中だったのかもしれないですね。(^-^)どうやら壊れていないらしいと判明して良かったんですが、我が家の絞り連動ピンを抑えるタイプのマウントアダプターでは開放では使えないことも判明しました。(^^;F2.8ぐらいまでならピンが出ていても余裕で大丈夫なんですが、それ以上は絞り連動ピンがアダプターに当たってしまい絞りリングが回せなくなってしまうんです。何とか頑張って無理やりF2近くまでは回せますが、レンズに負担をかけることになるので止めておいた方が良さそうです。(^^;このレンズだけのために新たにアダプターを買うのももったいないし、中古の安いマウントアダプターを見つけるまでしばらくこのレンズはF2.8のレンズのままで使うことにしました。(^^ゞこのレンズでいろいろ撮ってみました。ハイパーマニュアルモード、絞りF2.8、1/2000、WB太陽光、ISO100、MFハイパーマニュアルモード、絞りF2.8、1/15、WB太陽光、ISO125、MFハイパーマニュアルモード、絞りF2.8、1/500、WB太陽光、ISO100、MFシャープで滑らかな写りで色合いもなかなか鮮やかで、ボケ具合もなかなか滑らかで良いですね。良い拾いものをしたようです♪(^-^*)さて、このレンズも金色に艶々と輝いていて、アトムボーイの伝説はもしやここから始まっていたのか?と思うほどです。さて、真相はいかに?!乞うご期待です♪(^▽^*)さて、今日の晩御飯です。神奈川へ出張していた主人のお土産のお寿司長野県産馬刺し帆立と三つ葉の炒め物それとカルビと国産牛もも肉で焼き肉もしました。ワインは、オーストラリアの赤を飲みました。OXFORD LANDING GSM 2004オックスフォード ランディング ジーエスエムメーカー:THE YALUMBA WINE COMPANY       ザ ヤルンバ ワイン カンパニー葡萄品種:グルナッシュ50%、シラーズ40%、ムールヴェードル10%産地:サウスオーストラリア州バロッサ・ヴァレー タイプ:フルボディ輸入者:明治屋 購入価格:1190円 購入店:明治屋 銀座ストアーエッジに紅梅色が入る、艶やかで濃いめの深みのある深紅色。グラスに近づくと、シナモン、漢方薬、インク、アメリカンチェリー、カシスリキュール、イチゴジャム、ブルーベリー、黒胡椒、タバコ、生肉、コーヒー、カカオ、フランボワーズ、クランベリージャム、イチジクの赤ワイン煮、オレンジピール、ローリエ、ローズマリー、メープルシロップ、干し葡萄、桑の実、ミネラル、鉄の甘くスパイシーでスモーキーな香りが柔らかに香ってきました。飲んでみるとその香りに加えさらに、ドライアプリコット、タイム、グレープフルーツ、ミント、パセリ、バジル、アールグレイ、ドライフラワー、カラメル、ドライプラム、コンポートした白桃、巨峰、きのこ、アーモンドの香りが感じられました。余韻はとても長く、グレープフルーツ、干し葡萄、ドライプラム、カシスリキュール、胡椒、タバコ、コーヒーの甘くスパイシーで濃縮した香りが力強く漂い続けます。きめ細かながら力強いタンニンで、舌触りはとてもしなやかで滑らかで、しっかりとしたミネラルも感じられます。口に入った最初はアルコール感が強く感じられ、ふっくらまろやかな果実味たっぷりでコクのある強めの甘味が感じられ、厚みがあってどっしりした味わいだけど、すっきり引き締まった切れの良い酸味が後口をすっきり引き締め、そんなに重たさが残らず、飲み口良く親しみやすい美味しい甘酸っぱさになっています。程よい旨みもしっかりあるなかなか美味しいワインで、ピータンポイントは87点ですね♪(^▽^)さて、昨日のラール・デ・ショワは、昨日より変な香りが薄れ、甘くまろやかで飲みやすい味わいになっていました。ラール・デ・ショワと真鯛とタコのお寿司はなかなか合っているぐらいで、帆立、海老、マグロとはとても良く合っていて、イカとはイマイチでした。ラール・デ・ショワとかっぱ巻きを合わせると、ぐーっとワインの旨みとコクと香り深まり、パパパパーンポイント98点のびっくりなマリアージュになりました♪ヽ(=´▽`=)ノラール・デ・ショワと鉄火巻きを合わせると、ワインの香り立ち旨み増し、パパパパーンポイント94点のマリアージュになりました♪ヽ(*^^*)ノGSMとタコのお寿司はケンカ気味で、他もなかなか合っているぐらいだけど、真鯛のお寿司と合わせると、ぐっとワインの旨みとコク深まり、パパパパーンポイント96点のマリアージュに♪帆立炒めとラール・デ・ショワを合わせると、ワインの香り引き立ち旨み増してとても良く合っていました。GSMと帆立炒めを合わせると、ぐーっとワインの味引き締まって旨みとコク増して、パパパパーンポイント96点のマリアージュになりました♪(*^▽^*)カルビとGSMはなかなか合っているぐらいだけど、ラール・デ・ショワと合わせるとぐっとワインの旨み増してとても良く合っていました。牛もも肉とラール・デ・ショワはなかなか合っているぐらいだけど、GSMと合わせると、ぐーっとお互いのコクと旨み深まり、パパパパーンポイント99点の素晴らしいマリアージュに♪(*´∇`*)馬刺しとラール・デ・ショワを合わせると、ぐっとワインの力強さと旨み増し、パパパパーンポイント95点のマリアージュになりました♪ヾ(=^▽^=)ノGSMと馬刺しはそのままだとまあ合うぐらいだけど、三つ葉付きで合わせると、ぐっとワインの旨み増してとても良く合うようになり、パパパパーンポイント95点のマリアージュになりました♪それと、「ブルゴーニュの皇女」という名のベルギービールも飲みました。ブルゴーニュの皇女とは15世紀のブルゴーニュ公国最後の王女マリー(ハプスブルグ家のマクシミリアンに嫁いだ)を指すそうで、ラベルの絵画(作者不明)に描かれているのはマリーその人なんだそうです。このビールは、上面発酵させた西フランダース風のレッドビールで、熟成にオーク樽を使い、甘味の強い12カ月モノと酸味を奏でる18カ月モノをブレンドして出しているんだそうです。カラメル、味噌、フランボワーズ、カシスリキュールなど甘く香ばしい香りたっぷり。甘酸っぱくまるでカクテルのようなまろやかで飲みやすい味わいだけど、甘くないビールの方が好きなので物足りなく、ちょっといまいちなビールです。(^^; ↑blogランキング、よろしくお願いしま~す。(^-^)/

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