ベルギーの朝ごはん
ヨーロッパを旅して、「コンチネンタルブレックファスト」ってのを体験すると、ああ、日本で「朝食をしっかり取りましょう」なんていって、お母さんたちに課せられている朝ごはんの料理って、なんて手間がかかってハードルが高いんでしょう、とよく思います。特に、パリの朝ごはんは、固いフランスパンが2個お皿に乗ってるだけ、、、、ということもたまにあり(これはエコノミークラスのホテルの場合ですが、でもデザイナーズホテルなど現地の人相手の小さなホテルは、ファーストクラスホテルでもデニュッシュとカフェオレのみということはよくあります)、まあ、ヨーロッパ行くときはそれなりの覚悟をして出かける私なのでありますが。でもさ、朝ごはんなんてそんなのでいいじゃよ、というのも素直な感想で。いいじゃん、とりあえずパンだけ食べておけば。何の支障もなし。ということで、うちの日本での普段の朝ごはんもパンと飲み物だけっす。これはもう、きっぱり主義みたいなもんです。フランス人がこれで生きてるんだから、私だって生きられるはずなのです、えっへん。(その代わり、昼と夜はよう食べますが>笑)でもね。今回、ベルギーの朝ごはんにはちょっと感動しました。泊まったホテルがよかったというのもありますが、3箇所移動しましたが、どこもおいしかった!最初のブリュッセルのホテルでは、ブルージュ・ブリュッセル・リエージュと地方ごとに違うワッフルがすべて食べられるようになっていて、ほんとにおいしかった! ああワッフル! いとしのワッフル。なんておいしい。(おいしすぎて写真取るの忘れたよ)。そして感動が、このブルージュのホテル。朝からシャンパンが出ました!ああ、なんて至福。そしてなんと、朝食テーブルのいちばんはしには、こんなチョコレートファウンテンが!!!(これもびっくりして写真を撮り忘れたので、街中でみつけたファウンテンで代用。涙)このファウンテンを流れるチョコレートに、果物をクシに刺したものをくぐらせて、チョコレートフォンデュにして食べるのです。朝からなんて極楽なしつらえ。しあわせーーーー。アメリカンブレックファストのように、多くの調理したおかずやサラダはありません。おいしいハムとレバーペースト。カットしただけのトマト。ドイツとオランダに接しているだけに、うなぎのくんせいもありました。そして何よりも、新鮮でおいしい、たくさんのたくさんのくだもの。いちじくがおいしかった!ブルーベリーもクランベリーもブルーベリーも、新鮮でおいしい。ほうずきのような形をした果物もありました。この名前がわかりません。ほうずきかと思ったら、もっと酸っぱくてやわらかくておいしい果物でした。このホテルの朝食はまた食べたいです。タルトも、チョコレートのプティフールもあって、どれも格別においしかった。ベルギーは食が豊富でおいしいと聞いていましたが、朝ごはんでほんとにこれを実感しました。ああ、思い出しても幸福ですぅ。男の人にはちょっと物足りないかもしれませんが、女の子には垂涎のテーブルでした!