ごはんぢから ~武蔵野婦人の厨房から

2007/05/03(木)17:59

ブダペストの家庭料理、グヤーシュに夢中

旅の食卓から(23)

行ってきましたー、ヨーロッパー! モナコ在住の友人が結婚したのどす。その結婚式に招待してもろて、なんと、イタリア人の結婚式に参列してきますたー!! ああ、感涙。 生きていればいいことがあるもんだー、、、、なのです。 せっかくなので、モナコにたどり着く前に、ハンガリーに寄ってみました。 ブダペストって一度行ってみたかったんですぅ! ということで、ブダペスト、ベネチア、モナコ、ニースとまわって帰ってきました。 ヨーロッパの内陸部の食事が決定的にだめな私なんですが (一回だけ食べるならいいんだけど、毎日続くとすぐ胃をやられてしまうのです。食いしんぼだけど、小食で胃が弱いというのが悩みの武蔵野婦人でごわす) そんな私が何を食べても大丈夫! な地域が、イタリアの魚介類とパスタ! 今回は、ベネチア、モナコ、ニースは日本食のお世話にならず、しっかりイタリア料理を楽しんで帰ることができましたです。ああ、おいしかったー!!!(これはまた追ってご報告ー)。 ただ、ひとつだけ心配だったのが、ハンガリー。 海のない内陸部。 こってり肉の煮込み系が多く、魚介は鯉とかなまずとか、深海魚みたいのがほとんどです。 間違えてこってり系のレストランに入ってしまうと、一日で胃が壊れる私と同行者。 慎重に選んで入ったのがこちらのお店ー。 ほら、看板にグヤーシュと書いてある! そう、このハンガリーの家庭料理の代名詞にもなっている、煮込みスープ「グヤーシュ」を狙っての夕食です。これなら日本人の舌にも合うわよ! と友達のアドバイスもあったしー。わくわく。 メニューにはハンガリー家庭料理がいっぱい並びます。何よりうれしいのは、ハンガリーの通貨「フリント」が安いことー! 100円が160フリントぐらい。グヤーシュは900フリントだから、スープは500円ぐらいです!  このお店で出てきたグヤーシュはこんな感じ! 中身を撮るのを忘れたので(あまりにおいしかったので!!)、中身は翌日の昼にもまた食べたくなって寄ったこちらのお店のグヤーシュ写真を見てねー。 こちらのお店は、アラニスピンチェ。シナゴーグのそばにある、ハンガリー家庭料理のお店で、こちらもオススメですぅ。 はじめて食べるけどおいしい! イタリアのミネストローネと、ロシアのボルシチを足して、あっさりさせて野菜をいっぱい入れたビーフ味のスープという感じです。 この赤い色は、ハンガリー特産のパプリカによるもの。 お土産にいっぱい買ってきました。 左下にあるのは、同じく特産品のサフラン!!!! 5gで400円ちょっとですよ、ちょっと奥さん!!!!!! ああああ、極楽。 これで心置きなくパエリアやサフランライスが作れますぅ。 甘露甘露。 グヤーシュセットというのも売っていましたが、とりあえずパプリカとパプリカペーストだけを買って帰還。 ネットでレシピを検索してみたところ http://www.ajinomoto.co.jp/recipe/condition/menu/000472.aspこんなのとか http://www.npo-if.jp/cooking01.htmこんなのがよさそうです。 中には http://cookpad.com/mykitchen/recipe/326262/こんな風にトマト缶が入るレシピもありますが、私はトマトを入れてこってり、どろりとさせるより、最初に2つのレシピのように、ビーフとたっぷり野菜をあっさりパプリカとガーリックで味付けしたものが好きだなあ。 これから、我が家味にいろいろ工夫してみようと思います! 旅行して、こうしておうちレシピが増えていくって、うれしいですよねー! 旅先で香辛料を調達できると、お料理の創作意欲がわきます! またおいおい旅行のごはんレシピ、ご紹介していきますねー。

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