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カテゴリ:今日の夕ごはん
メリークリスマス!!!
いやあ、クリスマスですねえ。 とはいえ、思春期13歳の息子相手では、もうサンタさんがどうしただの 友だちとお母さんたちを呼んだパーティの計画だの そんなもんがだんだんなくなってきてしまいました。 あああ、楽しかったなあ。サンタのくつした下げて、必死でプレゼント調達してたあの頃。 家には犬が来たので 息子が1歳になった時に買って以来、ずっと大活躍してきた大きなクリスマスツリーも封印されたままです。 そうやって、みんなどんどん大人になって 少しづついろんなイベントの形が様変わりしていくんですなあ。 でも、息子にすね毛が生えても 家族の形や大人の生活が変わっても ひとつだけ、私がまだまだこれは絶対に続ける! と思っていることがあります。 それは、鶏を焼くこと。 息子の大好きなローストチキン。 これを焼くのは、クリスマスイブと決まっているのです。 ツリーがなくなっても サンタが来なくなっても でも、イブにはローストチキンが焼きあがる。 それだけは、まだまだしばらくは、暮らしの楽しみとして死守したいなあ、なんて思います。 今年はとびきり大きなチキンが手に入りました。 もう5日間、何度も塩やハーブをすり込みながら寝かせてありました。 おなかにあれこれ詰めるのは好きじゃないので シンプルにバターを入れて 皮にオリーブオイルを塗って、ホイルで覆ってまず50分蒸し焼き。 ホイルを取って、50分。 そのまま余熱で30分。 大きな大きなローストチキンのできあがりです。 あああ、至福。 家で焼きたてのローストチキンを食べてしまったら 到底外で焼いたものを買ってくる気にはなりません。 ジューシーでやわらかくって香ばしくて。 今年は、家にあった京いもをオーブンに並べて一緒に焼きました。 鶏の油で焼けた京いも。これもうまい! でっかいもも肉は息子の取り分です。 あとは、じじばばと私で贅沢にがつがついただきます。 鶏肉は、余っても冷えてたものがとてもおいしいので、サンドイッチや副菜にいくらでも使い道があります。でっかい鶏を焼くのは、その後数日間の食糧確保にもなるというわけです。 つけあわせはシンプルにトマトとスナップえんどうのサラダ。 オリーブオイルとバルサミコであっさりと。 主食は、じじばばに合わせて和風に仕上げたパエリア。 かき のパエリアです。 長ネギ1本、かき一袋 あとはたまねぎ、鶏肉少々、エリンギとパプリカ。 だしはいつものこんぶだしをきかせた特性調味料(もう何度も登場しています、ここで)。 仕上げにしょうゆで隠し味をつけて 炊き上がったら春菊を生のままハーブのように散らしてできあがりです。 たいへんおいしゅうございました(自画自賛) クリスマスケーキは、生クリームのものはうちはあまり好まないので 残っていたレモンのはちみつ漬けでパウンドケーキを。 いつもより贅沢に、キルシュとレモンとメープルシロップをしっかりしみこませて クリスマスの飾り付けをしたら、パウンドケーキでも立派にクリスマスです。 鶏肉を焼くのに2時間近くはオーブンが稼動していますが そのほかの準備はとってもカンタン。 全部で3、40分ぐらいの実労働ですべて完成のパーティ料理でした。 残った鶏の骨は、おいしいおいしいスープになります。 これがまたおいしいんです。 普通にガラだけでスープを取るより、丸焼きの骨で作ると、格段にうまい。 鶏の丸焼きのあとについてくる、楽しいおまけです。 カンタンにたくさん作っておけば そのあと、鶏肉はサラダやサンドイッチに。 パエリアはオムライスなどになるので、便利。 向こう3日ぐらいはスープと合わせて楽しみます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年12月24日 16時37分00秒
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