2008/10/08(水)21:00
おでんを無駄にする
ちょっと前から、
「こういう季節になったら、おでんだよねー。
ああ、おでん。おでんおでん!
おでんが食べたい!
たまごともち巾着入れてっ!
あ、こんにゃくもはんぺんもはずさないっ」
なんて会話をどれだけしたかわかりません。
おでんってさあ。
どうしてこう、食いしんぼの心を捉えて話さないんでしょ。
あれ?
とはいえ、うちは私も息子もおでん好きってわけでもありません。
なんつか
これって、「今日はおでん」って盛り上がって、大なべいっぱいのおでんを煮て
ほくほく食卓に並べるっていう行為そのものが、とっても幸せなんだと思います。
私自身は、こんぶとこんにゃくとたまごとはんぺんがあれば。
練り物も大根もなーんにもいりません。
息子はもち巾着とたまごとうどん(おでんのつゆで煮込む)だけでもうOKです。
おでんのうどん「おどん」については前にここに書きましたよね。
http://plaza.rakuten.co.jp/chugakueigo/diary/200712170000/
というわけで、うちでは練り物はひたすら残ることになっています。
そんな私が、今日はめずらしくおでん種をたくさん買いこんできました。
吉祥寺の老舗練り物屋さんの前を通って、こらえきれず。
2人で2000円分!
こりゃ今日はごうせいだわい。
おでんだ、おでんだ、わーい、おでんだー!
たまの練り物もいいぞ。今日はいっぱい食べるぞー!
ということで、ル・クルーゼでよく煮込んだおでんで夕食。
…のはずだったのですが。
これ、残ってしまったおでんです。
えーん。
たぶん、明日も食べられないで終わるかもです。
かわいそうなおでん種。
理由は、私の歯科矯正。
昨日、調整をして金具をまた締め付ける処置をしてきました。
昨日の夕食は、息子が風邪を引いていたのでおかゆに。
今日の昼はドリア。
それでぜんぜん気がつかなかったのだけれど
実は器具が締め付けられていて、硬いものをかむと痛くて痛くて
まったく咀嚼できないのです。
気がついたのは、おでんを作っている最中に、あまりに「たまねぎ天」がおいしそうだったので、そのままパクリとつまみ食いしちゃったとき。
か、かめない!
ってか、まったく歯が立たない。
えええー???
練りものって、練り物ってこんなに硬いものだったの?
しかたなくキャンディのようにちゅうちゅうして終わり。
で、われに返りました。
好物だから絶対にはずせない! と買ったこんぶとこんにゃく。
まああああったく歯が立ちません。
噛み切ることも不能。
やわらかく煮えた練り物系も、その弾力がじゃまをして、歯の激痛を誘います。
く、くるしい。。。。。。
かろうじて食べたのがたまご。
大根(しかし、これはあまり好物ではないのでうれしくない)
うどん(しかし、これは普通のおでん種ではないのでうれしくない)
ちくわひとかけ。
ここでギブアップして終了としました。
息子は持ち札のもち巾着とたまごなんかを食べてしまったので
今後この残りの練り物、および大根こんぶこんにゃくに手をつける可能性は、おそらくゼロです。
かえすがえす残念なのがはんぺん。
好物のはんぺんははずせないと、楽しみに買ってきたのですが。
これも、調理中に耐えられず、ちょっとだけ切ってぱくんとお口に入れたら。
あれ?
なんかぬるぬるします。
んん????
こ、この舌をさすような刺激は??????
腐敗臭はしていなかったのですが、これは確実に痛んでるーーー!!!
うえー!!
ぺぺぺっとして、たくさん口をゆすぎましたが、舌はぴりぴりひりひり。
うううう。
あわてて賞味期限を見ましたが、袋に賞味期限の表示はありません。
たぶん、工場で作られたものとは違い、保存料などもあまり入っていないのかもしれません。
こういう風に、昔からある商店街のお店で物を買うのはとっても素敵だけど
そうだなあ、たまにこういうこともあるんだなあ。
あまりに子供のころからお世話になっているお店なので
電話で苦情を言う気にもなれず。取替えに行くにも、電車賃のほうが高いと踏んで
はんぺんはあきらめました。
次回からは揚げたてがすぐわかる練り物を買って、日を越すことがあるだろうはんぺんやちくわぶなんかは、賞味期限表示のあるのをスーパーで買おうかなあ。
このはんぺんが無事なら、一番楽に食べられたおでん種だったはず。。。。
今日のおでんはもうちょっと、満足度高かったのに。。。。。。
というわけで、この歯の調子ではたぶん明日も食べられそうもないおでん。
もったいないから、なべごと実家に持って行っちゃおうかな。
(息子が食べてくれる可能性なんて絶対にないので。。。。。)
おなかがすいてたまらないので、これからおはぎ食べることにします。
しくしく。
しばらくまた、矯正仕様食となりそうです。。。。。