わたしの沖縄生活!~頑張る私のひとりごと~

2005/05/31(火)16:15

子どもの遊び!

大好きな仕事!!!(幼稚園教諭だった頃の話)(4)

 私の勤めていた幼稚園は、週に1度の体操と英語がありましたが、基本は自由保育の園で1日のほとんどが外遊びでした。園の制服も遊びやすいようなジャージの素材でTシャツに女の子はキュロットかスカート、男の子は短パンで自宅で簡単に洗濯できるものでした。  それ故に子ども達の遊びは、一緒にやっても、見ていても、ものすごーく楽しいものでした。砂場では一人が小さな山を作るのではなく、年齢の壁を越えて、とにかく巨大な山をみんなで力を合わせて作ります。砂場半分くらいの大きさですよ^^;そして水で固めながらドンドン大きくしていきます。最後にはトンネルをいくつも掘っていき、お友達とつながった時には大歓声です! そういう過程を見ていくと、ちゃんと役割分担がいつの間にか出来上がって、協力できてるんです。スゴイ!!滑り台では、女の子も男の子もよく基地ゴッコをしていました。しかも階段を使う子があまりいなくて、どんなところからも、おサルのように上まで登ってました。泥んこ遊びでは、お団子をこれでもか!というほど作ってみたり、丁寧にツルツルのお団子を作ったり…と本当に、全ての遊びの天才でした!なんだかどれもダイナミックで体全身を使ってシッカリと遊んでいたように思います。  遠足に行った時のことです。そこの公園には、とってもながーいローラー滑り台があり、それを目当てに子ども達を連れて行きました。ローラー滑り台の横にはもちろん、ちゃんとした階段があって普通はそれを使います。でも、その滑り台の横に緩やかな坂があって地面にロープが張ってあるんです。ということはコレも使える!と子ども達は階段をほとんど使うことなく、ガケ登り探検隊の気分で満喫していました。危ない!って思うかもしれませんが、不思議なことに転んで怪我をしたりする子があまりいないんです。日頃から、体いっぱいに遊んでいるからかもしれません。そんなこんなで私達が担任していた年中さんクラスは、ものすごく楽しんで泥んこになって遊んでくれました。  この日、他の園も遊びに来ていました。でも、この公園にある小さい砂場で、園から持ってきた道具を使って静かに遊ばせていました。先生達もおしゃべりに夢中のようでした。子ども達は滑り台で遊びたくないのかなー?ってかなり不思議に思いましたが、おとなしくジーットしているだけの様子でした。私は、同じ子どもなのに、なんでかなー?あれー???て思ってしまいました。  私は子どもは遊びの中で学んでいくことが沢山あると思っています。出来ることなら、子どものうちは泥だらけになって、思い切り体を使って遊んでほしいなぁって思います。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る