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昭和28年(1953年)3月5日、ソビエト連邦書記長・ヨシフ・スターリンが死去しました。この報が世界に大きな衝撃を与えました。 スターリン肖像 日本では、吉田首相の暴言問題で国会が揺れているさなか、東京株式市場は、これを売り材料と解して、ダウ平均株価(日経平均株価)は382円強から10% も急落し、3月末まで値下がりが続きました。世にいう “スターリン暴落” です。 スターリンの死を報じる新聞記事 スターリンの死因は脳内出血と発表されましたが、暗殺説もかなりの信憑性(しんぴょうせい)をもって語られているとも聞きます。 スターリンはロシア革命以後、レーニンのあとを継いで、政敵や反対者を次々に粛清、ソ連の独裁者となり、独ソ戦に勝利して、絶大な権力者となりました。 スターリンの後任には マレンコフ が選ばれましたが、2年足らずで失脚、次いで ブルガーニンが首相となりましたが、共産党第一書記となった ニキタ・フルシチョフ が、早くから権力を掌握していました。 マレンコフ ブルガーニン フルシチョフ スターリンの死去後も東西対立の構図は変わらず、その後も、対立はいっそう厳しさを増してゆきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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