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ときどき思いつき日記

ときどき思いつき日記

【甘い人生】ネタバレあり

ソヌは表向きはホテル支配人、だけど裏社会にもつながるホテル社長の片腕として裏社会も牛耳っている。
ホテル支配人、っていうのでホテリアーなビョンホンを期待していたのですが、ホテリアーなビョンホンはケーキを食べていただけ。
このチョコケーキ、うちの近くのケーキ屋でも似たのを売っています。
ビタースィートで美味しいです♪ビタースイートつながり。でも、ケーキはスプーンで食べるよりフォークで食べたほうが食べやすいと思います。

電話で呼ばれたソヌは客のトラブルを諌めに地下室へ。
そして、いきなりのアクションです。

ソヌはこういうふうに裏にも通じているんだよ、ってことを見せた後、社長との食事。
高級そうなレストランであわびも食べちゃったりしてます。
あわびといえばこの前のチャングム。社長、次の日熱を出さなかった?
社長から「好きな子がいる」と打ち明けられます。
なんだか、このとき、社長がもじもじしていて可愛いんです。
「何か言え」と言われてソヌが
「おめでとうございます」と少々的外れな答えをするのもくすっと笑いました。
社長が上海出張中の3日間、愛人を監視し、男がいたら始末しろという命令でした。
愛人のところを社長のプレゼントを持って訪れます。
この愛人、ヒスが社長のこともソヌのこともおじさん、と呼ぶのですが、この前までお兄ちゃんだったじゃない!!(ミンジですから。)

ヒスに男の影が。
ヒスに呼び出され、食事をし、レコーディングも見学。(ヒスはチェリスト)
社長との馴れ初めを話そうとしたヒスをソヌが遮ったのでどこで知り合ったのかわからずじまい。

レコーディングの曲が倉本裕基作曲のロマンス。
ヒスの演奏を聴くうちにヒスに魅かれ、自然に笑顔が出てくるソヌ。
誰でもピカソでビョンホン シが重要な意味を持つ曲、と言っていたのがよくわかりました。
ヒスを迎えに行き、ヒスに声をかけようとしてほかの男がいたのに気づいて慌ててきびすを返すソヌ。ヒスの家に行って、戻ってきた二人に別れるように言います。(決して穏やかに言ったわけではなく、力ずくです)

帰国した社長がヒスの変化に気づきます。
そこから、ソヌへの拷問が始まります。
天井から吊るされ、鋭い刃物が用意されたところで、電話。
ソヌが大雨の中に連れ出され、そこに社長が。
社長も苦しみながらの決断に見えました。
泥の中に生き埋めにされ、這い出すソヌ。
(これが、ビョンホンが苦労したというシーンですね。)
這い出したところを15分の猶予を与えられ命乞いをするように言われます。
電話をしているソヌ。ですが、ケータイの電池がはずれています。
電池は武器に使われています。
逃げ出そうとしてカーアクションです。

なんとか逃げ出し、社長との対決を決意するソヌ。
ロシアからの密輸銃を手に入れ、社長のもとへ。
銃の密売人とのやりとりが笑えます。そしてこの密売人、「誰ひみ」の長女の夫です。

そして、ホテルのレストランに社長を倒しに行きます。
銃撃戦の末、社長を倒し、ソヌは自らも撃たれてしまいます。
ソヌが復讐をしにいくとき、「こんなに殺しちゃったソヌはどうなるの~」と心配でした。

最初と最後に出てくる、師と弟子の会話の語りが印象的です。
「動いているのは心だ」
「甘い夢でした。かなわない夢でした。」
この話は夢の話、ということでしょうか。それともラストのシャドウボクシングが夢なのでしょうか。

私の印象としてはアクション8割の映画。
途中、映画館に行ったことをちょっと後悔したほど。
(ビデオやDVDだったら早送りできるもんね。)

ソヌがヒスに送ったスタンド、ソヌとヒスが歩くシーンで「きっとあとでプレゼントするんだろうな」と予想がつきました。

ソヌの片腕役のチン・グ(オールイン、イナの子役)がちょっと筒井道隆。
神話のエリックがよくわからなくて、甘い人生のサイトで復習しました。
ボスは老けた小堺一機。

かなり北野武の映画を意識して作っている気がしました。
ビョンホン シは「代表作になる」と言っていますが、私としては代表作にしてはなんだか物足りないように感じました。確かにビョンホンはいつもながらいいのですが、ビョンホンのよさが生きていないような。
でも、それはこの前の来日時のプロモーションがあちこちで放送、出版されるにつれ、あの短い日程の中でのハードなスケジュールが想像できてビョンホンが可哀想に思えたからかもしれません。ビョンホンシをいろいろなところで見られるのはうれしいけど、冬ソナブームみたいに変なブームになって欲しくない、と常々思っているからかも。


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