|
カテゴリ:カテゴリ未分類
コースは岳浦山南の城岸鼻付近から尾根を辿って頂上を踏み、尾根を北東に下って416三角点から須川と宇和木を結ぶ車道の峠まで。
【ルート図】 一週間前に大黒神島でしごかれたばかりなのにその南の島に挑む。HPを探すと「里山探検整備隊」さんの記録がある。重生方面から林道を利用して登っているようだが良く判らない。写真にはシダのヤブは写っていない。 城岸鼻には道路建設した自衛隊の竣工記念碑がある。林道を少し辿って予定の尾根に取り付く。最初は灌木の林だが、間もなくシダが現れる。腰ほどの高さだが昨日の雨で濡れていて躊躇いがたつ。ヤブはともかく濡れるのに大きな抵抗がある。少し進むとシダも部分的なのが分かる。 標高140m付近に尾根を切って石垣を積んだ所があり、猪除けの「シシ垣」かなと思うが、すぐ先に大きく尾根を切った所があり、その上に直径5m程の石垣を巡らせた円形の穴があり、いつの時代か分からないが高射砲跡ではないかと思われた。 その先にも同じような円形の穴が続き、標高140~230mにかけて5カ所の高射砲跡があった。それ以外にも用途は不明だが石垣の遺構は無数に続く。獣道が続くだけで人の通う跡はないが、昔は色々な施設があったのだろう。 235mの三角点は分からなかった。尾根の上は灌木にサルトリイバラの痛いヤブが続くが、所々景色はある。先週の大黒神島の南面がよく見える。採石場がかなり上まで伸びている。 ずっとヤブが続き、杭やテープなどの人工物はほとんどない。ときどき胸高のシダが現れるが長くは続かない。 4時間を掛けてようやく山頂に着く。背の低い灌木ばかりだったが、山頂付近は木が高くて暗い。景色は全くない。 下りも痛いヤブが続いて捗らない。最初の尾根に入る所は迷わないように要注意。 416三角点から峠に向けて下る所の最後の100mはまさにシダの海に溺れる。一週間前の悪夢再来。頂上から2時間45分で峠。当初予定は宇和木峠までだったがここでギブアップ。 宇和木峠に置いてある車まで1時間10分程ロードが長かった。 【416手前の稜線から火山方面を望む】 【同じく416手前の稜線から大黒神島を望む】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|