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「島根県飯南町赤名の衣掛山(631m)は赤穴瀬戸山城跡として有名だ。赤穴氏の居城として14世紀に築かれた。戦国時代には尾根続きの武名ヶ平山(724.4m)に大内軍の毛利元就が城を築き、尼子軍側の赤穴氏を攻めたという」とは昨年秋に中国新聞に掲載された『ちゅうごく山歩き』。
以前から、赤名道の駅正面のむき出しの山城跡が気になり、県境に繋げたいと考えていた。 車を道の駅におき、路線バスで栗屋谷に移動。谷を少し入り、二股のところから尾根に取り付き県境に上がる。 上がった691は指谷山方面からと赤名峠方面から歩いてきたコブで今回3回目。 稜線を北東に500mほど歩いて県境と別れる。 751.6m三角点は雪の下で分からない。この辺りから722まで北側が伐採地で景色がよい。積雪は50cmほどか。 琴引山や県境稜線の山々がまだまだ雪をまとって立っている。武名ヶ平山の方向には三瓶山も見える。 一度車道に降りて武名に登り返す。676付近には牧場柵が続いていた。 武名の山頂は杉の植林だが、南側だけ少し景色がある。城跡のような地形は見られない。 雪があるのでしかとは分からないが、武名から衣掛にかけては登山道が整備されているようだ。 衣掛山山頂、瀬戸山城跡は見事な遺構だ。天守閣のあった一段高い中心部があり、北、東、南西の尾根上に廓群が綺麗に配置されている。山中で城跡に出会っても木々に覆われていることがほとんどでなかなか全容が見えないが、ここはとてもよく判る。平らなところに雪が載って一層地形が際立っている。 景色も申し分ない。北に琴引・大万木、南に女亀、東に武名が見える。 しっかりした道を下って赤名の町に降りた。登山口は町立赤名小学校の正門を真っすぐ道なりに入って体育館の裏手に案内がある。全行程4時間半。 〔751三角点付近から武名ヶ平山。右奥に三瓶山が見える〕 〔三瓶山遠望〕 〔中央奥が大万木、左手が琴引山、右手の植林の山は県境の山々〕 〔武名ヶ平山頂。三角点が出るほどの雪。景色は逆光になる南側。木々をすかすと女亀山が見える〕 〔衣掛山から武名ヶ平を見上げる〕 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.14 21:45:18
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