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2010.06.16
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カテゴリ:栄養療法


一般的基準値 JSCC標準化対応法 100~325 IU/l/37℃

ALPは、エネルギー代謝にかかわる酵素の一つで、ほとんどすべての臓器や組織に含まれている。
アルカリ性の状況下で リン酸モノエステルをアルコールに加水分解する酵素
ph10くらいで働くので、この名前がついた
主に肝臓や骨、小腸、胎盤で生成され、肝臓を経て胆汁中に排泄される。
これらの臓器がダメージを受けると 血液中に流れ出す。

・GOTやGPTが正常で、ALPのみ高値の場合
 骨の病気(骨肉腫、ガンの骨への転移、クル病、骨粗鬆症)、ガン、バセドー病
・GOTやGPTが正常で、ALPが少なすぎる時
 貧血、肝委縮(肝硬変末期、劇症肝炎)


ALP値が高値の場合
閉塞性黄疸、原発性胆汁性肝硬変(PBC)、副甲状腺機能亢進症、くる病
肝膿瘍、急性腎盂炎、脂肪肝、ALP結合免疫グロブリン、妊娠、成長期

1)急性肝炎、胆管結石、腫瘍などによる胆道の閉塞や
  薬剤性肝障害などで黄疸が出ると基準値の数倍に上昇する
2)慢性肝炎、肝硬変、肝臓がん、アルコール性肝障害では、基準値の2~3倍になる
3)骨折や骨の腫瘍、がんの骨転移、移設後切除におこる骨軟化症などでは 基準値の2~3倍に上昇する。
  これらはAST・ALTが上昇しないので肝臓や胆道径の病気と区別できる

260~600(軽度~中等度の上昇)
閉塞性黄疸(胆管がん、肝門部胆管がん、膵頭部がん、総胆管結石、ファーター乳頭がん)
肝占拠性病変(転移性肝がんなど)、肝内胆汁うっ滞、胆道感染、アルコール性肝障害
骨疾患(転移性骨腫瘍、骨折、骨軟化症など)薬物性肝障害、脂肪肝、うっ血肝
急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝細胞がん(進展例)、悪性腫瘍、甲状腺機能亢進症
生理的上昇(成長期、妊娠、血液型B型・O型の分泌型など)で多くみられる数値
悪性リンパ腫、白血病の浸潤、サルコイドーシス、粟粒結核、潰瘍性大腸炎、慢性腎不全
骨疾患(副甲状腺機能亢進症、くる病、骨肉腫など)などの可能性もあります。

600以上(高度の上昇)
黄疸、閉塞性黄疸(胆管がん、肝門部胆管がん、膵頭部がん、総胆管結石、ファーター乳頭がん)
肝占拠性病変(転移性肝がんなど)、肝内胆汁うっ滞、骨疾患(転移性骨腫瘍)で多くみられる数値
また、肝膿瘍、悪性リンパ腫、白血病の浸潤、サルコイドーシス、粟粒結核、アミロイドーシス
甲状腺機能亢進症の可能性もある


ALP値が低値の場合
前立腺肥大、慢性胃炎、甲状腺機能低下症、慢性腎炎、たんぱく栄養不良症など

アイソザイムが高値の場合に考えられる疾患
ALP1-肝がん、閉塞性黄疸など
ALP2-肝炎、胆道閉塞など
ALP3-副甲状腺機能亢進症、悪性腫瘍の骨転移など
ALP4-妊娠、悪性腫瘍
ALP5-肝硬変、慢性肝炎、慢性腎不全など
ALP6-潰瘍性大腸炎、肝がんなど

ダダモではO型やB型の腸にALPが多く、このことから高タンパク質の食事に向いていると言われています。

栄養療法では
140未満低値で亜鉛不足 マグネシウム不足 細胞の再生不良
ガン、妊婦、成長期などは高値になる


※自分や家族の 栄養療法のための覚書きです。ノート えんぴつ
 読んだ本の 気になる点や 覚えておきたい点だけ まとめています。 
 間違っているかも知れませんし、詳しいことは病院で聞かれたり、本などで確認ください。
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Last updated  2017.02.18 15:41:52
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