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テーマ:最近観た映画。(40090)
カテゴリ:岸田森さま
祝・公開というわけで、タイアップとしても注目を集めています。
【楽天ブックス】戦国自衛隊新装版 には色々と語るべき点があるのですが、最初は、キネマ旬報の某氏(呼称について。○○氏といっても、特に貴さんの発言を意識した訳ではありません。他意はございません)が企画していたのですが、資金不足と勇気のあるプロデューサー不在のため棚上げに・・・。 これに目をつけたのは、他ならぬ角川氏(呼称について・・・同上)です。といっても、すぐ手をつけたわけではなく、昭和55年のお正月映画のが、ヒロイン役の某女優(マリリン・ハセット)が、日本をバカにして全然やる気なく、南極ロケでは毎日、恋人とセックスざんまい。目にくまを作って撮影に臨んだため、深作監督始め、鬼より恐いカメラ・バカ(誉め言葉です)木村大作さんも激怒!撮影が遅れたため、くりあがりでお正月映画してが撮影されます。 青春グラフィティを意図していた角川氏(音楽に名残有り)と、アクションに賭けていたチバちゃん(まだ蜜月だった真田さんのシーンはサイコーです)の意図の違いに、急いで作った事が拍車をかけ、それでなくても混乱しがちな角川春樹映画を余計迷走状態にします。 そんな経緯はともかく、当時の角川といえば、岸田森さまはマスト・アイテム。突如タイムスリップして現れたチバちゃんを味方にしようとして直々にやってきますが、すでにチバちゃんの戦力をしっている夏木勲に、「ひとたち」で倒されます。 さっきまで、高飛車にチバちゃんをリクルートしていた岸田さまは、一瞬にして地面で血を吐いて絶命。 登場時間約三分(トホホ)。おまけに岸田さまファンのひそかなお楽しみ・・・岸田さまお得意の「ヘンテコな死に方」もとい「華麗な死に方」をお見せする間もなく、先のとおり、「ひとたち」、「バサッ」、「ウッ」で終わりです。申し訳程度の流血はありますが・・・。 岸田様ファンとしては、この時に、竜雷太さんの「せんごぐじ~だ~い~」を口にしていただきたかったです。(どの場面で、ゴリさんがこのセリフを吐くかは、未見の方のお楽しみに記しません。特出の某有名女優とのタイマンです)「枯れ木ならぬ満開の桜(岸田さま)も山のにぎわい」という角川映画らしい出演シーンではありました。 本作全体としては、例によって夏木さんの独り勝ちの感もあります。 で、結局、は、ご存知の通り、オリビア・ハッセーにヒロイン変更にて無事撮了。 布施明との結婚など色々話題はあったものの、興行的には失敗。 以後、角川映画は、大作路線を変更してアニメと角川氏のプライベートフィルムにシフトしていきます。、は、製作費回収のため、翌年にはTBSでテレビ放送という、異例の早さでブラウン管に登場します。 ちなみに、セックス依存症(晩年のビビアン・リーと同じです。「セックス大好き」は別にお一人お一人の好みなので構わない事なのですが、そのために仕事で多くの人に迷惑かけてはいけません)となってしまって、「清順派の仮面」がはがれたマリリン・ハセット嬢は、その後二本しか本邦劇場公開作がありません。 結局代表作としては、「あの空に太陽が」と「パニック・イン・スタジアム」のほぼ二本となってしまいました。 中学生男子のみなさん。実は「清純派」が一番くせものよ。大人になればわかるけど・・・お姉さんの言う事もたまには、聞いてくださいね。 ともかく、明日からが楽しみですね。 でも、これを小泉首相が鑑賞に行くと、また、色々と批判されるかも・・・。ところで、自衛隊の撮影参加って、やっぱり燃料とか日当とかは、国民の税金から流れているのかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月11日 01時15分48秒
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