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テーマ:映画ニュース(1430)
カテゴリ:映画・テレビ・演劇人おくやみ
有川貞昌監督が亡くなられました。
特撮史の語り部が、また御一人旅立って行かれました。 驚いたのは、失礼ながら、全国紙・地方紙での死亡記事の大きな取り扱いです。 特撮の分野で、円谷さんの弟子筋としては、いくぶんマイナーなイメージがありましたが、共同通信にもファンがいたのでしょう。 有川さんは映画以外での代表作といえば、 「西遊記」や 「レインボーマン」 でしょう。 ここでもハツとするUQ。 先日石井輝男監督が亡くなった時にも、 その前に、CS東映チャンネルが 「網走番外地」シリーズの 放送を決定していました。 なんと、今回は、ファミリー劇場が 事前に「ニュープリント版レインボーマン」の放送を決定しています。 これは、偶然か、それとも・・・誰かが、「もう危ない」という情報を局に持ち込むのでしょうか?? それにしてもCS局もそろそろライブラリーが一巡したので、「ニュープリント」とか「デジタルリマスター」とか、お色直しでの再放送が多くなりました。 確かにこれらはお色直しされたドラマは映像がきれいですし、特にクレジット部分のスタッフ、キャストが確認できる、というがUQなど映像関連のお仕事をしている者にはデータとしてありがたいです。 うーん・・・そろそろ、市川崑センセーの番か?などと不謹慎な予測をしたりして・・・。 ところで、有川監督のコメンタリーの入ったDVDはです。 有川監督がメインになられた時期って、東宝特撮(ゴジラ物)の予算が縮小された頃なので、すごく不幸なのですけれど・・・ カマキリとかクモとか実在の生物の巨大な作り物を巧妙に操った映像は、「困った時は知恵で勝負」というカツドウ屋精神が炸裂していて好感が持てます。合掌。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月26日 18時40分27秒
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