|
カテゴリ:映画・テレビ
みなさまのNHKの隠し球
「コンバット」連続放送 まあ、ゴールデンでも白黒テレビを放送する潔さは評価しましょう。地上波ならもっとよかったのですが・・・。 NHKはBS開始当時は、深夜帯で「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」(いずれもデジタルマスター以前の画像の悪いもの)を放送していたのですから、今のCSの番組表を先取りしていたといえばいえなくはない・・・良心的なBSだったのに、いつからそんな悪い子になったの・・・。 閑話休題。 「コンバット!」 は、アメリカの放映順でも、日本初放送時の順番でもない、オリジナルな順番で放送されています。日本放映順には近いのですが・・・。 第七話「交戦中行方不明」は・・・ 交戦中に行方不明となった大佐が北方の農場にいることが判明し、ヘンリー少尉らが救出に向かう。しかし、農場主の姪(めい)デニースは、大佐を愛するが故に、彼を引き止めるためにドイツ軍に情報を売ってしまう。(NHK宣伝資料より) と、いう話です。 いきなり、「無駄死に」のエピソードから入って、大佐救出に向かう理由を無理やり作るところが、「なんだかなぁ」ですが、後期には活躍しないリック・ジェーソン編ですので許しましょう。 面白いのは、1962年という海外テレビドラマ吹き替え版製作時の苦労の結果であろうことなのですが・・・兵隊に「関西弁」のひとがいます。 きっと、原語では「なまり」があったのでしょうが、「ほなさかい」とか言う兵隊さんは時代を先取りしすぎです! 今ならマジでCMで使われていますから。 結局、 1962年は裏切り者ではあっても、テレビで女性を銃殺することが許されていなかった。と、いうことを強く感じるエピソードです。 懐かしのアメリカTV映画史 現在は絶版、中古市場では1万円程度(定価2500円)で売買されている 「コンバット・クロニクル」でも、 本エピソードについては、次のような、根本的な疑問がなげかけられています・・・ フランスレジスタンスのガラールが農家と連合軍の前線を簡単に行き来できるのなら、なぜ、彼がメッセンジャーにならなかったのか? この話は無意味な死によって始まる必要があったのか? 確かに、冷静に振り返るとおっしゃるとおり・・・ですが、そんなことを考える余地を与えない一気に進む約50分。作り手のうまさでしょう。 ちなみに、番組放送のあと説で、 納谷悟朗さん(リック・ジェーソン)、田中信夫さん(ビック・モロー)、と共になぜか なぎら健壱さんが交代で登場していますか、なぎらさんが一番批評家らしいあと説をしているのには驚きです。もっとも、きちんとした台本があるようではありますが・・・。 銭形警部・ショッカー首領・「レインボーマン」「サインはV」ほかのナレーター 納谷さんが、凄くやつれてお痩せになっているのは心配ですね。 あれでは、年に一度の日テレ「ルパンSP」で、銭形警部の声がインフルエンザにかかっているようなのも納得です。 いつまでも、お元気で活躍していただきたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月15日 20時11分03秒
[映画・テレビ] カテゴリの最新記事
|