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カテゴリ:映画・テレビ
「義経」安宅の関。見せ場です。
富樫がレンジで蓮司こと石橋蓮司さんだったので、嫌な予感はしていたのですが・・・。 結論から言うと、若い方々にはわかりやすい演出だったと存じます。 しかし、歌舞伎、邦画ファンからすると、外しています。 「武蔵」で黒澤明関係者ともめたからと「カブってはいけない」とばかりに・・・この作品の演出の正反対のような演出になっていました。 タッキー義経は最初から、ギラギラし過ぎ・・・黒澤版では扇千景の旦那様がほとんど顔を伏せています。 弁慶以外のお伴の者も動揺し過ぎ・・・映画ではほとんど動じません。 富樫のレンジはアルコール依存症の上、説明セリフで義経への想いを表現します・・・映画では表情で示します。 一見、脚本・演出がおかしいようでいて、そこにはNHKならではの配慮がありました。 タッキーファンあたりの若い方にはこれでよいでしょう。UQの周囲では益々NHKが嫌いになった方も多いです。難しいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月28日 20時54分35秒
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