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テーマ:映画ニュース(1430)
カテゴリ:映画・テレビ
現在の日本映画ブログランキング 映画「靖国 YASUKUNI」は上映中止により、表現の自由の問題と発展していますが・・・ 実は製作側のずさんな取材・撮影の経緯も明らかになり、 映画の表現の自由と同時に、映画製作者の取材者に対する誠意や説明問題も問われるじたいとなりました。 上映中止が相次いだ映画「靖国 YASUKUNI」のストーリーの上で欠かせないのが刀匠の存在。 この刀匠が四国の高知県にいることを共同通信が報道。 これを受けて、地元紙高知新聞(公式サイトには詳細は掲載されていません・・・)が、刀匠(90歳)とその妻(83歳)に取材。 10日付け同夕刊で、この刀匠夫婦の意見を詳細に報道しました。 先ほどファクスで、当該新聞が届いたのですが、 刀匠はご高齢のせいか、今ひとつ事態が把握できていないようですが、 妻は、完成作品をみた上で、監督に手直しをお願いしたものの、その後なんら連絡がない、不信感を募らせている、と証言しています。 刀匠夫妻は「今は、映画から刀匠シーンの削除を求める」としています。 また、監督側が刀匠から「理解を得ている」としているのは、まったくの事実無根。 「別れ際に、がんばって下さいと握手をしたのを、監督が誤解したのでしょう」と妻は 語っています。 製作意図は別として、流行となったドキュメンタリー映画が安易に作られることへの警鐘となる事件です。いつもありがとうございます ここまでの経緯靖国神社を題材にしたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」について、東京都内の映画館1館が、予定していた上映を取りやめたことが18日、分かった。映画館側は「問題が起きると、映画館が入居するビルのテナントに迷惑を掛ける可能性もあり、総合的に判断した」と説明している。 取りやめを決めたのは、東京・新宿の映画館「新宿バルト9」。映画は4月12日から都内4館のほか、大阪や福岡で上映される予定だった。 配給・宣伝会社「アルゴ・ピクチャーズ」によると、今月15日に映画館の運営会社「ティ・ジョイ」から「作品編成の都合で上映ができなくなった」と報告があった。 「靖国」は中国人のが文化庁所管の独立行政法人から助成を受けて制作。軍刀の「靖国刀」を打ち続ける刀匠が戦争や神社に抱く複雑な思いを軸に描いた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月10日 21時15分08秒
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