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2021.01.19
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小酒井不木「メデューサの首」。1926(大正15or昭和元)年「大衆文芸」9月初出。お話自体はピンとこないっすが、変態ナルシシズムの究極の話ではあるかも。でも、興味深いのはそこじゃなく、登場人物の若い医大生と中年の元医者の暮らしぶり、そして二つの「へ〜」。興味その1「医大生はよく温泉宿へ出かけては勉強したもので卒業試験前の夏休みも温泉で暮らしていた」。興味その2「トランプゲームなどで負けたら男女関係なく顔なり身体からだなりへ墨を塗り、温泉で流していた。」興味その3「睡眠薬で女性を眠らせ体に絵を描いたことにまるで悪気はない」で、結論、昔の富裕層の医大生なんてろくなもんじゃない感がたっぷり(笑)これが大正デモクラシー、モボモガ、エログロナンセンスの世界っすか。次に二つの「へ〜」。一つは「肝硬変で膨れた腹壁の静脈が怒張して腹を透かして見える様をメデューサの首に例えた」、二つ目は「火葬場では遺体の焼ける姿を眺めることができた」(誰でもかどうかは疑問ですが)ということ。100年前はすごい。









最終更新日  2021.01.19 17:00:28
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