最高殊勲夫人(1959年)・映画
増村保造監督、若尾文子、川口浩、宮口精二、船越英二。原作は源氏鶏太の同名小説。長男が社長、次男が重役?の三原家3兄弟に野々宮家の3姉妹(既に長女は長男、次女は次男の嫁)が嫁ぐミラクルラブストーリー(長女の暗躍あり)。ラストは長女の画策も手伝ってめでたく三男三女が結ばれ「最高殊勲夫人は長女」と認める結果に。結婚式でのツーショットスナップ(DVDジャケット)で完。友達を映画に誘うBG(OL)からアンソニー・パーキンスの名前が。当時は青春スターだったらしい。僕は後に見た「サイコ」(1960年アルフレッド・ヒッチコック監督)しか覚えがないけど。そして夜のサンドイッチマンが聾啞だったり。まだまだ普通にもの乞いの傷痍軍人とかが街角にいた時代ですね。そしてテレビはドラマが生放送の時代。本番前に主役がしゃっくりでみんな大慌て。物価はラーメン70円が頃合いの値段らしい。ちなみに社長のホステスとの浮気話を盗み聞きした秘書に払った口止め料が5,000円。現代ならいくらっすか、けっこう高額な気もする。しかし若尾文子、きれい。