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2019.05.18
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カテゴリ:神社・寺院・史跡
【近くて遠い街〜元善光寺〜】
元善光寺本堂

今年の大型連休はいかがお過ごしでしたか?
改元も重なって、世間は明るく楽しげな雰囲気に包まれました。
皆さんもきっと充実したG.W.を楽しまれたことでしょう。
我が家でも息子がこの春フレッシュマンとしてデビューを果たし、これまで所持していなかった軽自動車を購入しました。
せっかくの連休だからと言うことで、親子水入らずでドライブに出かけました。(息子は現在彼女もおらず、渋々母に同行してやった、と言う状況ですが)
息子が小さい頃は、列車やバスで日帰りのできるところまで足を伸ばし、乗り物好きの息子を満足させてやったものです。
県内県外を問わず、興味の赴くまま、休日乗り放題切符を利用して出かけました・・・当時は。

ふと、あれだけあちこち出かけていた記憶の中に、唯一足を踏み入れたことのない隣接地があることに気づきました。
それは、長野県飯田市です。

私の住んでいる街とは隣接しているのですが、これまで一度も足を踏み入れたことがなかったのです!
一般的に、隣接していれば何らかの用事で、あるいは交通の都合上イヤでも通りかかるぐらいはあると思うのです。
ところが私の場合、この遠州の地に引っ越して来て20年以上も経ちますが、お隣さんである飯田は訪れたことがありませんでした。
それもこれも交通の便が悪かったことと、我が家に車がなかったことが原因なのです。

私は二十歳の時に免許を取得したものの、アラヒフになる今の今まで車を持たずに生活して来ました。
雨の日も風の日も保育園まで自転車で送り迎えしていましたし、買い物では5キロのお米を自転車のカゴに乗せてフラつきながら帰ったものです。
そんな生活も今や息子のおかげで、車と言う財産、車と言うツールを利用することで、行動範囲が劇的に広がりました!
やっと人並みの生活ができるようになったわけです・・・恥ずかしながら・・・。

さて、長野県飯田市。
伊那谷の中心地であり、800年の古い歴史を持つ城下町です。
観光スポットである飯田城跡は、現在では長姫(おさひめ)神社を祀っているのですが、私が出向いた時には改築工事の真っ最中でした。
今や飯田のシンボルとなっているリンゴ並木(アップルロード)は、ガイドブックによれば5月上旬には白い花を咲かせるとありましたが、私が行った時にはまだ咲いていませんでした。
きっと秋には赤い実をつけ、訪れる人々の感性を揺さぶることでしょうね。

飯田市街地から少し離れたところに元善光寺はあります。
天台宗の由緒正しい古いお寺です。
今からさかのぼること約1400年、本多善光が(元善光寺では「本田」ではなく「本多」と表記する。)難波の堀江から御本尊を持ち帰り、親子3人で信仰したのが始まりとのこと。『善光寺縁起』より参照
その後、現在の長野市へと御本尊を移したそうです。
元善光寺は長野の善光寺とは規模も違い、こじんまりとした気の休まるお寺です。
参拝客も昨今の御朱印ガールの姿は見受けられず、落ち着いた年配の方々が静かに合掌しておられる姿が印象的でした。

『長野の善光寺と飯田の元善光寺、両方に詣らなければ片詣り』

とも言われるので、皆さん、ぜひともこちら元善光寺にも足をお運びいただけたらと思います。(寺関係者ではありませんので悪しからず。)
精神的なゆとりの享受は、このような歴史と宗教が静かに融合する街から生まれるのではないでしょうか。
巷にあふれる小洒落たカフェもステキですが、枯れた味わいのある境内をぶらりとしてみるのもオツなものですヨ。


※長野市在住のおせっかいな友人より(^^)/
ご参考まで、こちらが十連休期間中の善光寺です。


20130124aisatsu





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最終更新日  2019.05.18 08:00:06
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