2013/04/14(日)16:20
しあわせのパン感想
※一部ネタバレご注意下さい※
以前から大泉さん主演ということで気になっていた映画ですがCUEのキセキで映画の企画成り立ちを読みこれは是非観たいと早速借りてきました。
内容は見てよかった、と。題名通りしあわせになれる映画でした。
漫画よつばとやflat等もそうなのですが、私は何でもない日常を切り取った作品が大好きです。
美しい景色、美味しそうな料理、趣深い家具や小物、暖かい人々。
特に料理は魅せ方もキレイでパンをさくような小さな音も丁寧で本当に美味しそうでした。
一つ一つを丁寧に移す映像にOPから泣きそうになりました。
四季を巡る本編もそれぞれ切なくなるようなお話で、特に冬と秋は涙腺が大変なことに。
夏の「幸せになろうともがいてる姿」が笑えたという言葉がうまく飲み込めず疑問でしたが、
それぞれ素敵なお話でした。
劇中しばしばりえさんの美しい姿に見惚れました。原田さんは本当にお美しい方ですね…。
そんな彼女を包み込むような優しさでもってしっかり支えている水縞くんも素敵でした。寡黙な役の大泉さんを初めて見たのですが、これもまた。可愛らしく頼りになる旦那さんがとてもお似合いでした。
りえさんがマーニを見つけることが出来たのは、手紙の中で彼の愛情がまたは自分たちの関係を客観的に見てしっかり受け止めることが出来たからなのかな?など拙い事を考えておりましたが実際どうなのでしょう。そもそも映画の冒頭からずっと水縞夫婦の関係が「?」だったのですが、小説でぎごちない関係の謎がわかるよと教えて頂いたので是非そちらも拝読させて頂きたいと思います。
そして特典映像は別ディスクだということで、DVDの方もいずれ購入したいものです。
別ディスクにされるとレンタルでは見れないところが残念なところですね・・・。