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テーマ:映画館で観た映画(8561)
カテゴリ:映画
ニューヨーク、ブルックリン。
一夜限りのシークレットライブが開催された。 デイヴ・シャペルが、 今の成功を地元(オハイオ)の人に還元したいと企画。 「ウィリー・ウォーカーより気前の良い」 シャペルは自ら地元に戻って、 そのゴールデンチケットを配る。 そしてブルックリンまでのバスを仕立てて、呼びこむ。 またこの出演アーティストが凄い。 カニエ・ウエスト,モス・デフ,デット・プレイズ… 当夜だけの再結成のフージーズ。 もちろんそこにはローリンヒル! これはドキュメンタリー作品。 ライブシーンはもちろん、シャペルがチケットを配りながら 交わす会話がかなりおかしい。 さすがシャペル(コメディアン)なのだが、 ブラックで人種的な発言も暴言も 「これは映画だから大丈夫だよ」と笑っている。 大勢の人々がBlockに集まってのライブ。 「天気予報は雨だったけど、 晴れたってことは、神様が集まれって言ってるんだな」 ラップなんて聴かなくなって久しいけれど、 韻を踏みまくったリズムは、 体と心にぐっと入ってくる。 もちろん歌詞は字幕の中で、猥雑に踊ってはいたけれど。 そしてこれを聴きたいから観に行ったといって過言ではない、 ローリン・ヒルの歌声。 所属先から楽曲の提供不可を受け、フージーズの再結成となって 「Killing Me Softly With His Song」は、 あまりの恰好良さにぼんやり。 是非、生で聴きたかったと…。 「普段はクラシックしか聴かないの」 というオバさんまで虜にしてしまう、 やはり音楽の魅力。 言葉が直接わからなくっても、リズムで人を酔わすことができる、 やはりいいもんだと、実感できる作品である。 『Block Party』 2006年 アメリカ 93分 テアトル梅田にて(うっかりしていたら) レイト上映になっていました…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年01月12日 12時42分14秒
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