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ご機嫌な毎日 <東京見聞録>

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翠川あやめ

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2007年01月14日
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カテゴリ:映画
 ジェームス・ボンドが”00(ダブルオー)”に
どのようになったのか、
ファーストミッションは一体どんなものだったか、を
描いた本作。
6代目ジェームス・ボンドをダニエル・クレイグが、
人間味ありながらも、恰好良く演じている。


 昨年12月の公開作品を今更紹介もないのですが、
私がやっと観に行けたので…。
今回は私的な感想・想い出なんぞを書いてみます。


 ”007”は父親が好きで、昔テレビで嫌ってほど観さされました。
もちろん初代ボンドのショーン・コネリー。
正直子供心には、あまり観たい作品ではありませんでした。
アクションは怖いし、ラブシーンは多く目のやり場に困るし、
はっきり言って嫌いでした。
しかし父親は「マンガだから」とよく言ってました。
 そういえば母親も未だに”007”は嫌いみたいです。


 ということで、大人になって劇場で観る事もありませんでした。
しかし今回縁があって行く事になったのですが…。

 ジェームス・ボンドの恰好良さに、
ファーストシーンで痺れてしまい…今までの感情は一切吹っ飛び、
すっかり世界に引き込まれました。
 そして舞台もチェコ・マダガスカル・モンテネグロ・イタリアと
次々と軽々と移り、その風景も美しくうっとり(おいおい)


 サブタイトル「カジノ・ロワイヤル」の通り、
今回は高額カジノでポーカーをするシーンがあります。
 私はポーカーのシーンが大好き!
カードを投げるように配り、チラッと見て、周りとの駆引き。
ディラーとの駆引きの場合もありますが、
大抵は1対1の探り合い…。
カード1枚で相手を殺すも同然の緊迫感が、
映画ならではなので…
今回もゲームの間に次々とボンドを襲う出来事があり、
ワクワク度がヒートアップしました。
(隣のおばさんは必死にだんなさんにゲームの経過を尋ねてましたが)


 ボンド・ガールもお色気満点でなく、
知的な雰囲気。
ボンド曰く「その美しさが疎ましいと思っているんだろ?」
「脳みそのある女ならみんなそう思うでしょ」
と言い返す。
こんなやりとりが随所にありながら、惹かれ合う二人に好感。


 壁によじ登り、銃弾の雨の中掛け抜け、
走る車に飛び乗り、水中深く潜る…
携帯電話やパソコンを駆使し、
心底恰好良いボンドには、
ぜひスクリーンで会って惚れて欲しい!


 『007 カジノ・ロワイヤル』 144分
   2006年 イギリス・チェコ・ドイツ・アメリカ共同制作


 監督   マーティン・キャンベル
 CAST ダニエル・クレイブ、エヴァ・グリーン、
      マッツ・ミケルセン、ジュディ・ディンチ






 








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Last updated  2007年01月14日 12時59分10秒
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