ご機嫌な毎日　＜東京見聞録＞

三連休の天候に恵まれた初日、
久々京都に行きました。

実は大阪の実家から行くより、
京都へは東京から新幹線で向かう方が、
便利…なのです。


さて朝7時27分発で。
途中、富士山もきれいに見れ、
幸先よく待ち合わせの出町柳へ。

今回は鞍馬山です。
ずいぶん若い時に行ったので、
あまり記憶がなく…

満員の叡山電車に揺られて、鞍馬口へ。
降りたら駅で、移動のパン屋さん。
いきなりトラップ。
しっかりひっかかって、シュークリームを購入。
食べながら、昼御飯を探します。
(おいおい)
お蕎麦で腹ごしらえして、
いざ入山。


先日登った高尾山より、
キツイのでは？と思う鞍馬山。
さすが、義経の修行場、
鞍馬天狗がいたところ。

紅葉も鮮やか、杉木立も気持ちよく、
しかし日頃の運動不足のせいか、
息を弾ませ一生懸命登ります。


鞍馬寺、奥の院魔王殿を見ながらの山歩き。
時々すれ違う人たちと挨拶。
何とさわやかな秋の1日。


東京の人たちが、京都に惹かれるのを、
常々不思議に思っていたのですが、
今回何となく分かったような。


例えばこの鞍馬山もはじまりは、
970年頃だったかな。
降りたところの貴船神社も、
和泉式部の恋の成就を願ったところ…と、
簡単に平安時代にタイムスリップ。
それが一ヶ所ではなく、
街中に溢れています。

一方東京はやはり江戸。
少し遡っても鎌倉。
それも寸断され細切れの風景。

私の実家の近くはさらに昔の奈良、飛鳥。
古墳も多く、近畿にいると、
歴史が普通に簡単に肌で触れ、
子供の頃から身近であったので、
特別意識を持っていませんでした。

今回京都の良さをしみじみ感じたのは、
ちょっと「外」の目を持ったのかなぁ。

写真は鞍馬寺から。
(あとで回転させますね)