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テーマ:映画から何かがはじまる(569)
カテゴリ:映画スタッフ
1月15日に生まれた映画監督に森一生がいる。
森一生といってもピンと来る人は、少ないかも 知れない。 残念ながら、日本の映画監督の中では知名度が高い わけではない。 かって、田宮二郎、勝新太郎、市川雷蔵などのスター を生み出した大映の娯楽映画の職人監督である。 生まれたのは1911年 監督第1作は1935年 59年には市川雷蔵、勝新太郎の顔合わせで「薄桜記」 を作り、60年の「不知火検校」では当時の二枚目スター 勝新太郎を坊主頭の悪漢という新境地のキャラクター を演じさせ、後に勝の代表作となる 「座頭市」シリーズを生むきっかけとなった。 67年の市川雷蔵主演「ある殺し屋」では、雷蔵に一見 平凡なサラリーマン風の殺し屋を演じさせ、その日常を 冷徹に描いて日本映画には珍しいハードボイルドの傑作 となった。雷蔵の魅力が光る作品である。 大映時代劇を中心に100本以上の作品を撮っている。 森一生の名前を知らなくても、「あれは面白かった」と 題名、名場面、それを演じるスターたちの素晴らしさが 印象に残るそんな映画を数多く作っている。 その中には「赤胴鈴之助 三つ目の鳥人 」という作品 もある。 この作品のキャメラマンは、あの宮川一夫なのである。 子ども向けの作品であるが、宮川一夫は色彩について いろいろと実験をしているそうである。 森一生も、宮川一夫にしても、 改めてゆっくりと味わいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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