2005/07/09(土)00:03
はやく読みたい!恩田陸の未刊長編SF「グリーンスリーブス」
新潮文庫の新刊「図書室の海」は恩田陸ファンには、たまらない
内容である。
実は、ここに収録されている作品のいくつかは、長編小説の予告編
であり、番外編である。
予告編の場合は、既刊のものがあり、ここから新たな解読ができそう
で楽しみが増えた。
未刊のものは、今後が大いに楽しみである。
「イサオ・オサリヴァンを捜して」は、長編SF「グリーンスリーブス」
の予告として書かれたものであるというが、これは想像力を刺激させて
くれる素晴らしい内容である。
コッポラの「地獄の黙示録」とウェルズの「市民ケーン」を合体させた
内容を予感させるような内容である。
これはとてつもない内容になるのではないかと、今から期待をしている。
さあ、いつ刊行されるのか、「グリーンスリーブス」!
期待!
期待!
この「図書室の海」には、素晴らしい作品が収録され、まさに恩田陸の
魅力全集といった感じなので、今後もたびたびこの日記で取り上げたい。