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2006年04月09日
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17世紀のイギリスに実在した天才的な詩人ジョン・ウィルモット
のスキャンダラスな半生を描いた作品であるが、共演者たちの熱演
も時代を表現する精緻な美術やキャメラなどもすべて、ジョン・
ウィルモットを演じるジョニー・デップに寄与している。
ハリウッドの王道にいながらも、その反抗児的イメージのジョニー・
デップしか、この人物を演じることは出来ないであろう。
そう思わせるだけの熱演であるが、作品としては、それだけ。
芸術家と権力との関係など、現代に通じるものが描けたはずであるが、
そのような考察は全くない。
ジョニー・デップのナルシシズム映画として彼のファンだけは
大いに満足するのではないか。
その意味では、これはスター映画である。






最終更新日  2006年04月09日 15時15分27秒
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