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テーマ:映画から何かがはじまる(569)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
現在、長崎県美術館では
「フランス印象派からエコール・ド・パリへ」と が開催中であるが、29日にはその関連企画で ジャン・ルノアールの「ピクニック」が上映された。 映画史をひもとくと必ずと言っていいほど登場する この作品を見るのは初めてである。 予想以上にひきこまれた。 見ているうちにたちまちにしていくつかの映画が 連想された。 ピクニックのシーンから「眺めのいい部屋」 とヴァルダの「幸福」 ブランコのシーンからは「故郷の香り」 ロメールの作品のような展開 そしてラストの再会では「舞踏会の手帖」 この映画は同時代あるいは後世の映画にいろいろ と影響を与えているのではなかろうか。 小船で川遊びのシーンの水面の表情からは 「地獄の黙示録」 のメコン川を連想させた。 上映時間はわずか40分。 量より質を実感した映画体験であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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