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2006年12月16日
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実は、この映画のチケットをある素晴らしい方から
いただいた。身に余る光栄である。そんなわけで極めて
緊張の中で見た。

この映画は木村拓哉が主演という点で、ある種の「偏見」
にさらされているかも知れない。
かって加山雄三が「若大将シリーズ」で人気絶頂にあった
ときに黒澤や成瀬の作品にキャスティングされたときも
また、このような偏見にさらされたのかも知れない。
しかし、結果はご存知の通りである。

さて、この映画は木村拓哉の俳優としての新生面を切り開
くと同時に山田洋次作品としても新しい次元に入ったので
はなかろうか。
これまで、ともすれば説明と情緒が過剰になりがちな山田
作品と全く違って、そのような要素や余分なものをそぎ落
としエッセンスだけになっている。
主人公の三村新之丞、その妻、加世、中間の徳平もすべて
の人物が己の一分を持っている。それは悪役の島田にも
また一分を持たせている。
新之丞が島田へ果し合いを申し入れるのは、権力に翻弄さ
れた彼の反撃であることを示しているようで、ジャン・ル
ノアール流の「すべての人の言い分が正しい」と思われる
ような展開である。
様々な登場人物の言い分や一分が、この物語に深みを与え
ているように思える。







最終更新日  2006年12月17日 00時35分52秒
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