2007/01/01(月)22:43
「蟻の兵隊」■戦争とは「人殺し」である
2007年1月1日、映画「蟻の兵隊」を見る。
戦争というものが人間をどのように変えていくのか。
これはそのことを赤裸々に、正面から描いた作品である。
軍隊というものは、あるいは国家というものは自国民すら
平然と殺すと言われているが、共に戦った兵隊をも見殺し
にするという事実を突きつける。
この映画から浮かび上がってくるのは、日本の国を覆う
無責任体制であると同時に今の日本国政府にとって戦争
体験者が早く死に絶えて欲しいと願っている実態である。