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テーマ:映画から何かがはじまる(569)
カテゴリ:硫黄島2部作
「父親たちの星条旗」と「硫黄島からの手紙」とは
相互補完の関係である2作品である。 前者はアメリカから見た作品であり、 後者は日本からの視点。 視点を変えることによって、1作品では見えなかった ものが見えてくる。 硫黄島の戦いについての究明である。 つまり、これら2本は黒澤の「羅生門」の壮大なリメーク とも言えよう。 「父親たちの星条旗」では、「実際には旗はどうだったのか」 という疑問が様々な関係者から語られ、まさに「羅生門」の ような展開でもある。 デビュー当時、映画においてはB級スターであり、映画と 比べると格下のテレビスターとして人気が出て、その後は イタリアへ出稼ぎ。 そのイタリアで黒澤の「用心棒」の模造品でスターになったと、 半ば揶揄されながらハリウッドに戻ったイーストウッドは、 ハリウッドのトップ監督へとのし上り、「羅生門」をベースに 完全にオリジナルな作品を完成させたということだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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「善」と「悪」との二項対立ではないのだ、ということをよりにもよって戦争映画でやってみせたというのは、映画史に残る偉業といってもいいのではないかと思っています。公式サイトに載っていたイーストウッドのコメントは、平易な言葉ですがとても深みがあると思いました。
でも、本国アメリカでは「父親たちの星条旗」は黙殺状態なんでしょうか…全編日本語の映画がオスカーノミネートというのも、ある意味すごいことですけどね。 (2007年01月24日 19時32分33秒)
公式サイトに載っていたイーストウッドのコメントは、実に説得力のある心からのものであったと感じ
ることが出来ます。 それにしてもほとんど日本語のアメリカ映画が オスカーの候補になる時代が来るとは! 「父親たちの星条旗」は、具体的にどんな反応 なのか、これはもっと知りたいところです。 (2007年01月30日 01時49分27秒) |
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