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2007/05/20(日)22:34

「今宵、フィッツジェラルド劇場で」■イノセンスな味わい

作品レビュー(外国映画)(769)

演奏される音楽がみな素晴らしい。 カントリー音楽である。 土の匂いであり、そこに人の匂いが感じられる。 もっと言えば、イノセンスな味わいである。 かって、アメリカという国が持っていたものとは このような感じのものではなかったのだろうか。 それに比べて、現在のアメリカの何と禍々しい ことか。 かってのアメリカの良き味わいを忘れるな。 これが、ロバート・アルトマンの最後のメッセージ だと感じられた。 それにしても、何と軽く洒落た作品であろうか。

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