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テーマ:映画から何かがはじまる(570)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
「ブラックブック」を見て感じたことは
戦争というものは、味方対敵とか、侵略者対レジスタ ンスという単純なものではないということだ。 そんな中で戦争下において恐ろしいのは、爆撃や砲撃 ということだけではなく、それ以上に自国や味方と思 われている中からいつ裏切りが生じ、こちらに刃が向 けられるかということではなかろうか。 また、戦争が終了するということは、支配者と被支配者 が逆転するということであり、そこからまた恐ろしい 事態が起きてくる。 つまり、戦争ということが、いかに愚かで多数の無駄な 死を生じる行為であるかということだ。 ポール・バーホーベンは、この作品によって故国の恥部 を暴きながら、それが目的ではなく、ただ「戦争とは愚か なこと」ということを訴えているではなかろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月21日 01時37分54秒
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