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カテゴリ:映画の話題全般
田村正毅というキャメラマンは非常に不思議な存在だ。
日本ドキュメンタリー映画史を語る上ではキャメラマンの 大津幸四郎と田村正毅を欠かすわけにはいかないだろう。 この二人のフィルモグラフィーを見ると非常に対照的である。 大津幸四郎の方は「水俣 患者さんとその世界」を初めとする 「水俣シリーズ」があり、「ゆんたんざ沖縄」、「狭山事件」、 「全身小説家」などいかにも長くこのジャンルで活躍してきた という感じであるが、一方の田村正毅の方は、「三里塚シリーズ」、 「ニッポン国古屋敷村」など小川プロ作品以外では「修羅雪姫」、 「ションベン・ライダー」、「タンポポ」、「美しい夏キリシマ」 など劇映画が多い。それも気鋭の作家による作品が目立つ。 河瀬直美の「萌の朱雀」や青山真治の「ユリイカ」など海外で評価 された作品もある。 非常に優れたキャメラマンであるにもかかわらず、田村正毅を論じ た評論などは少なく、それゆえ、この人の創作の秘密を知りたいと 思っていた。 そんな中、朝日新書の新刊として 「酔眼のまち-ゴールデン街 1968~98年」 が出た。 著者は、なんとタムラマサキと青山真治! 早速購入。 これからしばらくは楽しみを与えてくれそうだ。 感想については後日に。
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