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テーマ:政治について(20517)
カテゴリ:映画「靖国」
映画「靖国」の監督が、もし、小栗康平とか東陽一であった
としたら、これほどの騒動や話題になったと思う。 今回の騒動の大きな要因のひとつが、監督が中国人であった ことではなかろうか。「歴史認識問題」、「靖国参拝批判」、 「中国人監督」、「反日」といったイメージが連鎖したという ことでは結果であろう。それなら、作品論で攻めれば、いいの であろうが、たまたま芸術文化振興基金の助成金をもらって いたことから攻めてみたということではないか。攻める方も それに同調する方も随分と幼稚な話である。 海外では、このようなケースはどうなのであろうか。 つまり、かって支配されていた国の映画人が支配した国の重要 なものをテーマに映画化するというケースである。 それに相当するケースがあった。 最近公開された「エリザベス:ゴールデン・エイジ」とその 前作「エリザベス」。 この監督のシェーカル・カプールは、1945年イギリス領インド 帝国の生まれである。 インド人の監督が大英帝国のシンボル的存在のエリザベス女王 を描くということは、日本で言えば、明治天皇の物語を中国や 韓国の映画監督が手がけるようなものではなかろうか。 映画「エリザベス」はイギリス本国では、その部分は、どのよう に評価されたのであろうか? しかし、明治天皇について韓国の林 權澤(イム・グォンテク) や中国の謝晋(シエ・チン)が手がけたら、どういう映画になる のか、これはこれで期待できる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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