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テーマ:映画から何かがはじまる(569)
カテゴリ:実録・連合赤軍
この映画を見て連想するのは、深作欣二監督の
「仁義なき戦い」である。60年安保から連合赤軍 が出来るまでの前半部分の展開と演出は、「仁義 なき戦い」を連想させるものがある。 考えてみれば、「仁義なき戦い」が公開されたのは、 連合赤軍事件が起きて、もうじき1年という時期で ある。学生運動は、ほとんど壊滅状態であったが、 まだ残り火はあり、状況によっては爆発する火種は 残っていたと思う。 そんな時期だからこそ、この作品のダイナミックな 演出は「遅れてきた全共闘」に熱い支持を得たのか もしれない。抗争の連続であるが、それは決して 外に討って出る性格のものではなく、裏切りと策謀 の連続であり、極めて内向きのものであった。 その意味からは「仁義なき戦い」は深作欣二監督なり の「連合赤軍事件」への意思表示であったのかもしれ ないし、若松監督自身も、今回の映画製作において 大きな影響を受けたのではないかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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