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カテゴリ:作品レビュー(日本映画)
「日航123便が、レーダーから消えた。長野・群馬の県境に墜落
した模様。乗員・乗客524名」 このニュースが入ったときに、それに対する感情は人によって 様々であろうが、この「史上最悪の航空機事故」をいかにわが ものにするかの闘いに身を投じる人々がいる。どのようにしたら、 他社よりも一歩先んじた報道が出来るのか、あるいは読者に衝撃 を与えることのできる報道が出来るのか、それは「事故で亡くな った人々や遺族の悲劇」とは別の次元の出来事である。 しかし、報道する側も社内は決して一枚岩ではない。それまでの 特ダネを誇りとして生きてきたベテラン記者たちには、それを破 られるという嫉妬がある。 そこに上下の組織力学がからんできて、話は複雑になってくる。 「目標に向かって一致団結」などというのは、いかなる企業にお いても幻想であろう。 この映画「クライマーズ・ハイ」は、その点にのみ集中して描い たならば、もっとダイナミックで面白いものになったのではないか。 そのような構成ならば、短いショットをたたみかけるように展開す る原田監督の独特の映像テクニックは活きてきたのではないかと 思う。 過去のシーンを入れることで、展開のパワーが弱くなっている。 ラストのニュージーランドなど全く不要。何の為にこのシーンを 入れたのか?これでこの映画はかなりの失点となった。
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