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カテゴリ:演劇
南河内万歳一座の「なつざんしょ-夏残暑-」を鑑賞。
約1年半ぶりの演劇鑑賞である。 幕が開くと、舞台の上には屋台を囲んだサラリーマンたち の群れ。舞台いっぱいの中で動きを感じさせる人の群れに 思わず、映画「仁義なき戦い」の冒頭の闇市シーンを連想 させる。そう感じることが出来たところで物語の世界に一 気に引き込まれた。 物語は全体的には「密室不条理ドラマ」だと思った。 夢を叶える別世界へと旅立った果ての挫折ではなく、旅立 つことも出来ないままで、そこにいる、そして次の季節を 待つという主人公たちの状況は極めて絶望的であり、今日 的であると思った。 それは、ついに野心を叶えることも出来なかった「仁義な き戦い」の登場人物たち、ついにパリに行くことの出来な かった「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」 の二人とも共通しているのではなかろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月02日 00時21分04秒
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