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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
大学講師の息子と、その息子を男手ひとつで育てあげ、余生を
娼婦と過ごそうとする父。 トルコからドイツに出稼ぎに来て娼婦として暮らす母と、反政 府活動家としてトルコを追われたその娘。 その彼女を救うためイスタンブールに旅立つ女子大生と、彼女 の身を案じながらも素直に愛情を示せない厳格な母。 3組の親子がドイツとトルコとをかけて運命に導かれるままに めぐり合い、別れ、そしてつながっていくというインターナシ ョナルな作品。クロード・ルルーシュの「愛と哀しみのボレロ」 を連想させる部分もある。 原題は「天国のほとりで」だという。この映画は全部で3部構成 になっており、これは第3部のタイトルとなっている。 全体的にはドラマティックに盛り上げる演出ではないが、引き込 まれていく。激しいエピソードも多いが、どちらかというと静かな タッチでドラマは進む。 そのタッチを崩さないラストシーンが圧倒的な素晴らしさ。 一人、父の船が帰るのを海辺で待つ息子のシーンがエンドロール が終わるまで続く。「ラストシーンが良い映画ベストファイブ」 に間違いなく入る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月05日 08時25分21秒
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