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カテゴリ:作品レビュー(日本映画)
この映画では戦いが描かれる。栄おばあさんを中心と
する一家と健二が戦う相手はサイバースペースの中の 怪物である。バグのようなものであり、この相手には 人格のようなものはない。 従って、この戦いには「正義対悪」のようなものはな い。むしろ、身内の中に悪があり、その不始末の決着 という意味もある。 もちろん、映画においてサイバースペースの中の怪物 の戦いが見せ場のようであるが、実際の見せ場は、戦 いそのものより一家と健二の戦い方にある。 それはネットワークの作り方であり、役割分担の仕方 である。栄が国内のあちこちに、それも相当の大物が 相手のようであるが、電話をかけまくる場面こそが、 実はこの映画の真の見せ場ではなかろうか。 「ここで頑張らなくて、いつ頑張るんだい?」という 言葉こそ任侠映画の「お命戴きます」に匹敵する戦い の決め台詞なのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月19日 01時23分52秒
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