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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
もし、「忠臣蔵」が全編にわたって討ち入りシーンで
あったとしたらどうであろうか?そんなものは意味が ないと即座に言われるであろう。当然だ。討ち入りが クライマックスになるのは、その前のドラマが積み重 なっているからである。 この「G.I.ジョー」を見ながら、そんなことを考 えた。この映画の作者は、おそらく視覚的な効果につ いてのみ考えて創ったのであろう。こんな場面を作っ て、実写で見せたら観客は驚くであろうと考えながら 創られたそんな場面の連続である。 それゆえ、全体は単調なメリハリのない仕上がりにな ってしまっている。 アクションはあるが、ドラマはない。 ドラマがないゆえに、登場人物たちのキャラクターの 魅力もなく、もちろん出演俳優たちの魅力もない。 それでも続編が出来そうな設定。 観客はこんな映画を待っていると思われているのか? 戦闘場面は全く登場しないが、戦争状態に置かれた社 会とはどういうものかを描いた「シリアの花嫁」とは 対極の映画表現である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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