貧困につき、長い間取り組んでこられた岩田正美さんの講演会が
開催されます。
現代の貧困状況に関心のある方、ぜひご参加を。

（以下案内より）
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テーマ 現代の貧困と社会的排除
～よりよい援助のために～

◆日　時　11 月21 日（土）１３：３０～１５：００
　　　　　　　　　　　(受付：１３：００)

◆会　場　長崎大学医学部記念講堂
　　　　　　　　　　（長崎市坂本町）

◆講　師　岩田正美先生（日本女子大学教授）

◆参加費　500 円（記念講演のみ）

≪問い合わせ先≫ 大会事務局：長崎北病院 担当：田崎・宇都・山下
西彼杵郡時津町元村郷800 番地 TEL：886-8700

『現代の貧困』を執筆した岩田正美教授は、「貧困は昔からあった。た
だ、それをなかったことにしてきた」と語っています。
最近の日本は、昨年のアメリカの金融危機を背景に、派遣切りが行
われ、失業者の増加に伴い、生活保護の急増や格差社会が生まれてい
ます。貧困を背景にした経済的な問題は、支援を行う中で避けられない
テーマです。
そこで、今回、現代の貧困をどう把握すべきか、その基本的な理解に
必要な事柄を易しく解説していただき、併せて近年ヨーロッパで使用され
ている社会的排除という概念を紹介していただきます。

＜プロフィール＞
1947 年生まれ。中央大学大学院経済学研究科修士課程修了
博士(社会福祉学)
現在、日本女子大学人間社会学部社会福祉学科教授
研究テーマ 貧困・社会的排除と福祉政策

＜主な著書＞
『戦後社会福祉の展開と大都市最底辺』(ミネルヴァ書房)
で第2 回社会政策学会学術賞、第4 回福武直賞を受賞。
『老後生活費――今日と明日』(法律文化社)
『消費社会の家族と生活問題』(培風館)
『ホームレス／現代社会／福祉国家――「生きていく場
所」をめぐって』(明石書店)『現代の貧困』（ちくま新書）社
会的排除－参加の欠如と不確かな帰属』（有斐閣）
2001 年より現在まで厚生労働省社会保障審議会委員。
2008 年より現在ま文部科学省大学設置学校法人審議会
特別委員、日本学術会議連携会員 歴任