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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
心を持った空気人形が働くことになったレンタルビデオ店の
ポスター類がなかなか面白い。 ローランド・エメリッヒのあまり上手とは言えないギャグが 目立つ中で、「道」、「赤い風船」、「大人は判ってくれな い」の典型的な名作が見える。これらは単なる装飾ではなく、 「空気人形」のテーマと関わるものではなかろうか? 「道」のジェルソミーナは男たちの慰み者として扱われ、や がて捨て去られる運命にあるのだが、ジェルソミーナと空気 人形の存在は重なっていく。 「赤い風船」と空気人形とは共に中身が空気であることが共 通している。「大人は判ってくれない」の主人公アントワー ヌ・ドワネルは、自我、つまり心を持ち始めて社会に目覚め ていくという点では、心を持った空気人形と共通した状況に ある。 「大人は判ってくれない」のラストのアントワーヌ少年の海 辺でのある種、不安な茫然とした表情と空気人形の表情が、 重なるような気がする。 「道」、「赤い風船」、「大人は判ってくれない」をさりげ なく見せているのは決して無意味ではないと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月19日 09時57分59秒
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