2009/12/09(水)08:03
第9回長崎と南京を結ぶ集い-南京大虐殺証言集会ーご案内
岡まさはる記念長崎平和資料館では、今年も南京大虐殺生存者
の証言集会を開催いたします。
決して美化されてはならない、あるいはなかったこととされて
はいけない戦争の、侵略の実態。日本軍の行ってきたことはこ
れなのだと、証言者の言葉を何度でも何度でも聞き、声を大に
して言い続けます。
ぜひ、おこしください。
(以下、案内より)
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第9回 長崎と南京を結ぶ集い
ー 2009年 南京大虐殺生存者長崎証言集会 ー
虐殺された人々に代わって真実を語る!
2000年8月、岡まさはる記念長崎平和資料館は、南京の大虐殺記
念館と友好館の提携を結びました。その年以来、日本と中国の市民
の連帯によって平和な世界を築いていこうと、南京大虐殺の生存者
の方・研究者をお招きし、毎年「長崎と南京を結ぶ集い」を開催し
ています。
アメリカで初の黒人大統領が誕生し、日本国内でも「政権交代」
によって、これまでとは異なる政治の枠組みが検討される可能性が
出てきました。このような時期こそ、私たちは過去に目を向け、歴
史の真実を心に刻むべきではないでしょうか。
今年も貴重な「南京大虐殺」生存者の方に証言をお願いしました。
どうぞ集会へおいでください。
12月12日(土) 14:00~16:00(開場13時半)
教育文化会館2階大会議室(長崎駅前徒歩3分)
証言者・張国棟さん
男性、1928年9月20日生まれ、81歳、江蘇省南京市出身。南京自動車
工場で修理工として働き、1988年に定年を迎える。現在南京市中華門
外能仁里に在住。
妻の金秀蘭さん(1933年6月16日生まれ)も一緒に来日される。二人の
娘さん、一人の息子さんがいる。
講演者・瀋立麗さん
女性、1958年2月16日生まれ、南京市莫愁湖東路在住。南京大虐殺史研
究会常務理事。南京平和研究所研究員、南京出版社の編集審査をも務め、
「生存者名簿」をはじめ、『南京大虐殺史研究と文献』シリーズ23冊の
資料集やほかの歴史関係の本を編集審査した経験を持ち、史学研究及び
平和学研究においても実績がある。
※参加費:大人1000円/学生500円(小学生以下無料)
主 催 NPO法人 岡まさはる記念長崎平和資料館
連絡先 メール tomoneko@land.linkclub.or.jp