2010/02/25(木)08:59
長崎県知事選はこのように終わった■<変化>を吹っ飛ばせ!
長崎県知事選挙の選挙公報を改めて見ると各候補者
は「変える」、「変化」、「変えよう」という言葉
の洪水である。そんな中で、この種の言葉を全く使
っていないのが当選した前副知事。
「変える」どころか、この人の場合は「継承」であ
り、むしろ「変えない」という意思が明確である。
やはり有権者たちは「変化」は、昨夏の「政権交代」
でおしまいということのようだ。
その新知事は長崎県生まれ、長崎の大学で、37年の
県庁勤務。県庁勤務ゆえ、県民と接する窓口業務な
どはない。そんな人物が、本当に県民の目線に立つ
ことができるのか?また、これからの変化に対応で
きるのか?
変化の激しい時代ゆえ、従来にとらわれない新しい
発想が求められる時代というのは、あくまで一般論。
長崎県の場合は、そのようなものには全く関係ない。
長崎丸は荒海の中を視野狭窄の船長によって漕ぎ出
された。